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後半『31』で急浮上「いい意味で上ブレした感じ」 石川遼は7打差5位で決勝へ

「66」で浮上した石川遼。週末に向けて手応えは?(撮影:米山聡明)

<東建ホームメイトカップ 2日目◇31日◇東建多度カントリークラブ・名古屋(三重県)◇7062ヤード・パー71>

初日4アンダー・10位タイにつけた石川遼は、6バーディ・1ボギーの「66」で回り、首位と7打差のトータル9アンダー・5位タイで大会を折り返した。

前半のアウトコースは1バーディ・1ボギーの「35」で折り返した。「内容は悪くなかったけどハマらなければ、ハマらない。ある程度自分の臨んだ内容ならパープレーで回れる、回りたいというのはあったので、トータル4アンダーで終わりたいと思っていました」。そう思って折り返した後半は、11番を皮切りに、4メートルを最後のひと転がりで沈めた18番までに5つのバーディを奪った。

折り返し時点では30位前後まで順位を落としていたが、終わってみれば5位タイと優勝争い圏内につけた。「(後半のスコアは)予想していなかったというか、いい意味で上ブレした感じですかね。狙っていたといえばかっこいいんですけど、そういうことにしておいてもらえますか?(笑)」と笑いを誘うほど、想定外の「31」だったと話す。

「意識的にスコアをコントロールするのは難しいこと」。自身の感覚では、内容的に前半と後半で大差がないという。「スコアになるときもあれば、ならない時もある。明日も明後日も昨日、今日できたことをベースにしてやっていって、それで何が来るかを楽しみに待ちたい」。決勝ラウンドに入ってもコツコツと。開幕前の宣言通りに週末も過ごす。(文・小高拓)

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