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「くだらねーって大声で叫びたい」金田久美子が思うようにプレーできない心情をいつわりのない言葉で吐露

ワールドレディスチャンピオンシップサロンパスカップからブリヂストンレディスオープンまで3週連続予選落ちを喫して、ようやくリゾートトラストレディスで決勝に駒を進めた金田久美子(撮影:鈴木祥)

4日間通算1オーバーの59位タイで「リゾートトラストレディス」を戦い終えた直後に、金田久美子が自身のインスタグラムを4週間ぶりに更新。3週連続予選落ちの後にようやく決勝ラウンドに駒を進められた現状の心情を「とにかく今は踏ん張りどき。頑張れ、自分」と吐露した。

「今週も応援ありがとうございました」と始まった投稿は、「最近は感覚がずれてきて どうゴルフをしていいか分かんなくって イライラと落ち込みが混ぜ混ぜして くだらねーって大声で叫びたいくらい」と続く。
 
不本意な成績が続くもどかしさと共に、思うようにプレーできない自分へのいら立ちを見せた金田。そしてイライラして落ち込む自分を「くだらねー」と叱咤。派手な見た目で注目を集めるところのある金田だが、誰よりも真摯にゴルフと向き合っている様子がうかがえる。
 
そして、「下手くそなゴルフが終わった後は必ずゴルフ向いてないなぁとか こんなゴルフじゃ先が真っ暗だなぁ とか鬱入るけど2時間もすれば、また来週からの準備しよう。と、意気込む」とのコメントには、ツアーで戦い続けることの厳しさも感じられた。
 
「頑張れることが30年間も続いているってほんと不思議。飽き性なのにねぇ。ゴルフが好きとかそんな簡単な感情じゃないんだよね。綺麗事じゃなく、色んな形で応援してくれる人がたくさんいること、頑張れる大きな理由のひとつと」と、精神的に追い込まれても決してくじけることのない、ゴルフに対する強い確信を金田は表現する。
 
「一番はもちろん自分の為。いろーんないろーんな自分の為」とも言っているが、その“自分の為”が巡って周囲の応援する人々の為になっているのだ。
 
そう、金田の言うとおり「とにかく今は踏ん張りどき」なのだ。頑張れ、金田久美子。
 
いつわりのない今の真情を吐露したこの投稿には、おなかを大きく見せたウェアを着てスイングする金田らしい写真に、練習場でドライバーを振るスイング動画が添えられていた。

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