「メキシコオープンatビダンタ」昨年王者のジョン・ラームが圧巻のプレー コースレコード「61」をマークした3日目のハイライトが公開
トニー・フィナウ(米国)が昨年の雪辱を果たして優勝した米国男子ツアー「メキシコオープンatビダンタ」。最後まで優勝争いを演じたジョン・ラーム(スペイン)が大会3日目に魅せた圧巻のプレー映像が、米国男子ツアー公式インスタグラムにて公開された。
首位フィナウと6打差の12位タイで3日目をスタートしたディフェンディングチャンピオンのラーム。連覇は難しいと思われる状況から、驚異の追い上げを見せた。
スタートホールでバーディを獲ったラームは、勢いそのままに6番までで4つのバーディ。1つ目の動画に映る7番は、309ヤードと1オンが狙えるホール。更にスコアを伸ばすため、ドライバーで果敢にグリーンを狙ったラーム。渾身のスイングで放ったボールは見事グリーンに着弾。転がってカラーに出てしまったが、十分にイーグルを狙える位置につけた。イーグルパットは惜しくも入らなかったものの、この日5つ目のバーディを奪取した。
続く動画は、パー4ながら、489ヤードと距離のある8番でのセカンドショット。ピンまで194ヤードという場面だが、見事1メートル以内につけた。前半だけで6つのバーディを奪い、トータル13アンダーまで伸ばした。
後半もラームの勢いは止まらず、さらに4つのバーディを奪って「61」をマーク。ラーム自身のベストタイ記録であり、開催コースであるビダンタ・バジャルタのコースレコードを更新する圧巻のプレーを見せた。
ラームは最終日にも4つスコアを伸ばしたものの、4日間を通して安定したゴルフを見せたフィナウがトータル24アンダーで優勝。惜しくも自身初の連覇とはならなかったが、メキシコのファンを大いに湧かせた。
ラームは4日に開幕する「ウェルズ・ファーゴ選手権」を欠場する予定。しっかり休養を取り、次の戦いに備えるようだ。
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