【飛距離アップに効く】ゴルフ向けの「筋トレ」メニューを5つ紹介!
1.筋トレでゴルフに起こる嬉しい効果
適切な筋トレ(フィジカルトレーニング)に取り組むことで、ゴルフのパフォーマンスに、以下の嬉しい効果が期待できます。
・スイングの安定性が増す
・飛距離が伸びる
実際に練習に筋トレを取り入れているプロ選手は多く、例えば男子プロの石川航は、スイング改造に加えて、週4の筋トレで11kg増量し、ドライバーの飛距離を270ヤードから290ヤードに伸ばしました。
詳しくは「石川航が巨大化! 週4筋トレで体重+11キロ&飛距離+20ヤード「届かなかったパー5が届くようになった」」をご覧ください。
それぞれの効果について詳しく解説していきます。
スイングの安定性が増す
主に下半身の筋力を強化すれば、スイングの安定性が増します。「安定性をあげるには、むしろ上半身の強化じゃないのか?」と疑問に思う人もいるかもしれませんが、下半身を鍛えれば、激しい動きをする上半身に、体全体で耐えることができて、どっしりとスイングできるのです。
実際に女子プロの佐久間朱莉も、40kgのバーベルを担ぎながらスクワットする様子をインスタグラムに投稿しています。
詳しくは「女子プロが普通にやっているハードなスクワット 佐久間朱莉がトレーニング動画を公開」をご覧ください。
また、体幹を鍛えれば、体の軸が安定するため、スイングも安定します。
体幹とは腕・脚・首から上を除いた胴体部分のこと。体幹を鍛えればバランスが崩れそうになった時にもグッと耐えられるので、上半身を素早いスピードで回転させてもバランスを崩さずに、安定したスイングをすることができます。
飛距離が伸びる
筋トレで筋力をアップさせると、飛距離が伸びます。筋肉が強化されれば、それだけ速くクラブを振れるようになるため、ヘッドスピードが速くなることがその理由です。
ヘッドスピードをあげるには、体幹の筋肉が重要です。バランスを取る力がつくので安定感が出ることは前の項でも伝えましたが、安定感があるからこそ、素早く上半身の回転ができ、腕やクラブのスピードも速くなるのです。
ただし、筋トレを行っても飛距離が伸びないこともあります。スイングフォームや使用しているクラブに課題がある場合もあるためです。飛距離が伸び悩んでいる場合、筋トレで解決することもありますが、筋トレだけでは効果を感じられない場合は、スイングやクラブの改善を検討しましょう。
2.筋トレがゴルフに悪影響を及ぼすことも?
筋トレがゴルフに悪影響を及ぼす可能性もあります。筋肉をつけすぎるとスイングの邪魔になったり、クセがついたりするからです。鍛えすぎていけない筋肉は、以下の2つです。
・胸
・腕
胸の筋肉は、鎖骨の下からアバラ骨の中央付近まで広がっています。胸の筋肉を極端に大きくしてしまうと、スイングの際に腕の動きを邪魔してしまいます。
また、ゴルフのスイングは本来、主に上半身の「回転する力」を利用するもので、腕の筋肉をつけてもあまり意味がありません。必要以上に鍛えると、過度な手打ちの原因にもなります。
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