お尻を後ろに突き出すアドレスは古い?

自分なりに工夫して「骨盤を立てる」ことを突き詰めよう

やっぱみんな個体差があるわけですよ。骨格の大きさ、骨のつき方って全員微妙に違うんで。

たとえばゴルフのスイングを一生懸命研究するじゃないですか。ああだこうだって。それと同じぐらいの熱量で、骨盤の傾きどこが正解なんだろうっていうことを突き詰めてあげると、ゴルフのスイングを研究するより数倍、技術的にも身体的にもいいことが起こるので。

たとえば腹筋の上側をちょっと収縮させるとできたりとか、ちょっと前に骨盤を突き出すイメージだとできるとか、人それぞれ違うと思うんで。そういうところを突き詰めるというのが、僕の中で本来のゴルフのスイング改造というかね、すごい大事なポイントかなと思うんですよね。

骨盤を立てるっていうのは非常に難しいと思うんで。たとえば立ってアドレスしてから肛門を、お尻の穴を締める。こうすると、フッと「立った」みたいな感覚が得られるかもしれないので、やってみてください。
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矢野東(やの あずま)
1977年生まれ。10歳からゴルフを始め、日本大学在学時には素質が開花し、多くのタイトルを獲得した。 2000年にプロデビューし、2005年『アサヒ緑健よみうりメモリアル』で初優勝。ツアー通算3勝を誇る。

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