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後編|石川遼が大切にするスイングの核心「スイングのリズムと最下点」【動画リンク有】

最下点を知って自分にとって最適なボールポジションを探る

たとえばサンドウェッジでは、ボールは自分から見た場合、最下点の左側ではなく右側にあったほうがいいというのは、皆さん理解できると思います。

サンドウェッジは下から上に打ってしまうと、ロフトがついてしまって飛ばなくなりますし、ダフリやトップの原因にもなりますよね。ですから、アイアンはボールの先に最下点がくるように置いたほうがいいと思います。

つまり、最下点を知っておかないと、ボールの正しい位置が決められないわけです。

僕もお教えする場合は「右に置いてください」「左に置いてください」といったりしますが、それはその相手の最下点を見ているわけです。やっぱり人によって体重のかけ方は違いますし、ボールの位置も違ってくるんです。

たとえば、体重が極端に右にある人の最下点は、右足の前あたりにきてしまいます。そういう人がボールを両足の間に置いて、ボールの先のターフを取らなきゃいけないと思いながら振ろうとしても、どう打っていいかわからなくなると思います。無理に打とうとしてダフったりトップしたり、結局ターフの取り方がわからないというふうになってしまう。

ですから、さっきの地面に跡をつける素振りで最下点を確認してください。

人によってボールポジションは変わってきますので、人と比べて右寄り・左寄りあると思いますが、自分にとってちょうどいい位置なら問題ないと思います。

僕の場合は、普段は体重配分をそんなに変えずに、最下点はちょうど右足と左足の間にくるので、そこにボールがあると、打ちに行かなくても自然と打てるような感覚になります。

皆さんも、クラブによっての自分の最下点というのを、素振りで確認していただきたいなと思います。

最下点を知ることは、その人にとって最も効率良くボールに当てられる、高い確率でミスヒットしないようにできる、一番の近道じゃないかなと思ってます。そしてその最下点の近くにボールを置くことで、特にアイアンはミスヒットが減ると思います。

詳しい内容は動画をご覧ください。

石川遼(いしかわ・りょう)。1991年。2007年5月、国内男子ツアー初出場となった「マンシングウェアオープンKSBカップ」で、史上最年少の15歳8ヶ月で優勝を飾り、2008年1月にプロ転向を表明。プロ1年目に史上最年少での1億円プレーヤーとなる。2010年5月には「中日クラウンズ」で優勝、最終日にマークしたスコア「58」が、「世界最少ストローク」としてギネスブックに正式に認定される。

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本記事のレッスン動画はこちら

石川遼 レッスン動画

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話数 石川遼 僕が大切にするスイングの核心
#1 前編 スイングのリズムと最下点
#2 後編 スイングのリズムと最下点 ←本記事の動画はコチラ
#3 スイングの最下点・ドライバー編
#4 スイングの最下点・練習法編
#5 クラブに力を伝えるコツ

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