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ハワイから中山真碧がマイナビネクストヒロインツアーに初出場「手ぶらじゃ帰れない!」

ハワイの大学に在学中の中山真碧がマイナビネクストヒロインツアーに初出場(撮影:鈴木祥)

<マイナビ ネクストヒロインゴルフツアー 本戦(一日競技)◇1日◇第4戦Sanrio Smile Golf Tournament ◇グリッサンドゴルフクラブ(6431ヤード・パー72)>
 
マイナビネクストヒロインツアー第4戦「Sanrio Smile Golf Tournament」に、ハワイ在住の中山真碧(なかやま・もあな)が初出場。「日本の試合は久しぶりです。周りのプロを目指している子たちが出ていて、私も日本の大会に出たいと思いエントリーしました。今回は主催者推薦で出場できることになり、嬉しいです。どんな試合なのかなと緊張していました」と話す。

中山は英語と韓国語も話せるトリリンガルで、2022年の「ソニー・オープン・イン・ハワイ」ではジュニアレポーターを行っていた。香川県出身で03年生まれの19歳。生後3カ月から日本とハワイを行き来し、中学時代はオーストラリアにゴルフ留学、高校はルネサンス大阪とハワイの高校を卒業している。現在はハワイの大学に通っており、同ツアーに出場するために日本に一時帰国した。
 
初参戦の結果は2バーディ・7ボギー・1ダブルボギー「79」と、久ぶりの日本のコースに苦戦した様子。「グリーンにとても苦戦しました。ハワイのグリーンがカーペットのように感じたぐらい、日本のグリーンは遅く感じました。グリーンでは最後まで距離感をつかめず、ショットでは風の読みを苦戦してクラブの番手選びにとても悩みました」と、振り返った。
 
「次戦も出場できるので、それまでにはグリーンに慣れたいと思っています。明日のプロアマと、次戦の練習ラウンドで回れるので」と、中山。そう、この大会を終えてすぐにハワイには戻らず、6日に行われる同ツアー第5戦「マイナビカップ」にも出場することが決まっている。
 
この2ラウンドで何とか日本のコース環境に慣れて「結果を出したいです。出場するからには、トップで戦ってハワイに帰りたいです。両親たちにここまで連れてきてもらいましたし、周りのひとや向こう(ハワイ)の友人にも応援してもらっている。手ぶらじゃ帰れない! きょう一番苦戦したグリーンのコツをつかんで次の試合では上位で戦いです」と意気込んだ。
 
次戦では中山らしいプレーが発揮できることを期待したい。(文・高木彩音)

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