当時の史上最高賞金を獲得したオージー女子 なんとその額は2億強!【米女子海外勢イチ推し】
1月に行われた過去2年間の優勝者大会から1カ月。米国女子ツアーはアジア2連戦がまもなく開幕する。出場人数が絞られる大会ではあるが、世界のトップが集結。その後は3月下旬からいよいよ米本土の戦いが始まる。日本勢も多数参戦する米ツアー。本格開幕を前に、海外勢の注目選手をおさらいしよう。今回はミンジー・リー(オーストラリア)。
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世界アマチュアランキングでトップを走り、鳴り物入りでプロ転向したのが2014年。ここまで積み重ねた優勝は8回。21年の「アムンディ エビアン・チャンピオンシップ」でメジャー初優勝を遂げると、昨年はついに世界最高峰の大会「全米女子オープン」を制した。
そのときの話題はメジャー優勝という偉業とともに、その賞金額。賞金総額1000万ドル(約13億円)で、ミンジーが獲得した額が180万ドル(約2億3500万円)だった。「私たちは正しい方向に進んでいるだけ。これからさらに良くなると思う。こんな大金を手にしたのは私が初めてだと思うので本当に光栄だわ」と素直にビッグマネーを喜んだ。
その後、最終戦の「CMEグループ・ツアー選手権」の優勝賞金200万ドル(約2億6000万円)に抜かれたとはいえ、当時としては最高額の優勝賞金だった。
昨季はパーオン率6位のショットメーカーぶりを発揮し、全米を含め2勝を挙げたが、課題はパッティング。ここが機能すれば、現在3位の世界ランキングを引き上げ、女王リディア・コ(ニュージーランド)を脅かす筆頭格となることは間違いない。
弟のミンウーもプロゴルファーとして欧州ツアーを主戦場にすでに2勝を挙げる実績を誇り、きょうだいそろって世界を席巻する。メジャー3勝目、そしてリディア超えと目標は明確。今年はオージー女子から目が離せない。
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