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待望の男子ツアー新規大会が8月に横浜CCで開催! 大会アンバサダーの丸山茂樹「見どころはアイアンショットの精度」

記者会見に登壇した大会アンバサダーの丸山茂樹、日本ゴルフツアー機構の青木功会長、藤木企業の代表取締役社長・藤木幸吉氏(左から)(撮影:ALBA)

横浜ミナトChampionship 〜Fujiki Centennial〜 事前情報◇10日◇横浜CC(神奈川)◇7231ヤード・パー71

国内男子ツアー新規大会「横浜ミナトChampionship」が8月3日から4日間の日程で開催されることが発表された。この大会は、横浜市で港湾運送業などを手がける藤木企業株式会社が、今年、創業100周年を迎えたことを記念しての開催となり、地元への恩返しの意味も込められた大会となる。

11日、会場となる横浜カントリークラブで行われた記者会見には、大会アンバサダーを務める丸山茂樹、藤木企業の代表取締役社長・藤木幸吉氏、日本ゴルフツアー機構の青木功会長らが登壇。大会概要、コースセッティングなどが説明され、丸山茂樹は「横浜カントリークラブは、神奈川で一番と言えるコース。ここで男子プロがどういうプレーをするのか楽しみ」と話し、見どころは、「男子プロのアイアンショットの精度」だと言う。

決勝ラウンドではテレビ解説を行う予定となっている丸山。「ティショットの迫力ももちろんだけど、アイアンショットの正確性がある選手が有利になる」と予測した。

2018年には「日本オープン」が開催され、日本イチ曲がらないプロとして知られる、稲森佑貴が通算14アンダーで優勝しており、丸山は優勝スコアを「2ケタアンダーは確実にいくと思う。日本オープンよりもスコアは出るかもしれない」と話した。西コースと東コースからそれぞれピックアップされた18ホールを使用するが、これは日本オープンと同じルーティング(西コース1番、4番~18番、東コース17番、18番を使用)となる。

大会には、アマチュアを含めた150人の選手たちが参戦するが、会場となる横浜カントリークラブは、全長7231ヤード、パー71と男子ツアーにあっては距離も長めの設定。コースセッティングを担当する日本ゴルフツアー機構の田島創志理事は「出場人数や日没時間、8月の気温を考えるとコースが持つポテンシャルを最高値には出来ない。グリーンスピードは約11フィート、コンパクションは21か22」と説明し、ラフの長さも出場人数を考慮して40ミリとなる予定だという。

また185ヤード・パー3の3番ホールでは、複数のティイングエリアを使用し、日によっては「98ヤードの距離設定もある」という。さらに237ヤードの最終18番・パー3でも、「最終日はティを前にして(ティショットで)アイアンを使わせたい」と話した。コースセッティングの妙によって、選手のポテンシャルを引き出すのが狙いだ。

大会ではチャリティを含めた様々な取り組みが実施される予定となっているが、次世代のゴルファー創出へ向けた取り組みの一環として、18歳以下は入場料が無料となるなど、活性化に向け意欲的な大会となっている。

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