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「アプローチで上げる&コロがすは2つの球を打つんです」藤田寛之の謎のアドバイスとは?

左寄りの本球だけでなく、中の仮想球も打つ意識を持とう。そうすれば円を描くヘッド軌道の頂点を超えて、ややカット軌道気味に当たる

「ボールの位置は、上げるときは左、コロがすときは右」は誰もが知るセオリー。藤田寛之曰く、「ピッチ&ランを打つときの真ん中の位置の球を仮想球として、それも一緒に捉える意識を持つことが大事」らしい。詳しく教えてもらった。

「上げる際もコロがす際も大事なのは、振るイメージ。どちらのときもピッチ&ランを打つときの真ん中の球を、仮想球として一緒に捉える意識を持つことが大事なんです。

そうすれば、インパクトがゾーンになるため、コロがしでの打ち込み過ぎや上げる際のあおり打ちのミスがなくなるというのがその理由。

その際にやってほしいのは、打つ前に素振りを何度もやってヘッドの擦る位置を確認すること。その位置がヘッドの最下点となり、ピッチ&ランを打つ際の仮想球の位置となることを理解してください。打ち方は大きく変えずにボール位置で弾道を打ち分けるのが、一番ミスしにくいのです」。

藤田寛之
ふじた・ひろゆき/ 1969年生まれ、福岡県出身。2012年に43歳で初の賞金王に輝く。今季日本シニアOPでシニア3勝目を挙げる。葛城ゴルフ倶楽部所属

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