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米ツアーキャディとの日本戦に「すごく新鮮」 西村優菜は最終戦“当確”へ

相棒とともに日本へ。西村優菜が最終戦に向けて意気込みは十分だ(撮影:鈴木祥)

<TOTOジャパンクラシック 事前情報◇1日◇太平洋クラブ 美野里コース(茨城県)◇6598ヤード・パー72>

ポイントランキング上位勢がスキップし、繰り上がりでTOTO出場が決まった西村優菜だったが、そのとき81位だったランキングは先週終了時点で51位まで上がった。シード獲得を目指したルーキーイヤーはコツコツとポイントを積み重ね、9月の「ウォルマートWMアーカンソー」で優勝争いのすえ3位タイに入ってシード当確。その後も上位争いを繰り広げ、最終戦出場が見える位置につけている。

「前半の調子が悪い時から考えたらだいぶ良くなったなという感じはして、ほっとしている自分がいる」と振り返る一方で、いろいろな経験を積んできて階段をひとつずつ上ってきたからこそ、見つかった新たな目標もある。「どんどんステップを上げていかないといけない。目標に向けてコツコツやることは変わらないので少しずつ頑張れたら」と、最終戦を含めれば残り3試合のなかで貪欲に上を目指している。

この4週間は国をまたぐ移動が続いた。前週行われた灼熱のマレーシア戦を終えて、日本に帰国したのは月曜日の朝。するとその日はウェッジとパターを持っていきなり9ホールを確認。火曜日は早朝から18ホールを回り、きょうも朝イチスタートで9ホールを回った。

「時差が(1時間しか)なかったので意外と平気でした。慣れちゃったんですかね(笑)」と6時間のフライトは「近いな~」とすっかりお手の物。夏場には欧米日の8連戦をこなした鉄人は、すっかりタフになった。

太平洋クラブ美野里コースで行われた3年前は、コロナ禍により日本ツアーの単独開催。「あんまり覚えていなくて…」とルーキーながら9位タイに入った19年大会を振り返るが、「(畑岡)奈紗さんと一緒に回ったのは覚えています。すごいなー、うまいなーって」と米ツアーの“先輩”と18ホールを過ごしたことは記憶に残っている。つぎは自分がその立場になりたい番だ。

スポット参戦の日本ツアーでは日本のプロキャディにバッグを預けているが、米ツアー選手として臨む今週はタッグを組むDTが隣にいる。「すごく新鮮ですし、彼も日本に来るのを楽しみにしていたので一緒に楽しみたい」とにっこり笑いながら見据える4日間。今季日本ツアーはトップ10入りを外さない西村。来週を待たずして、最終戦への切符を確実なものにしてみせる。(文・笠井あかり)

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