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中島啓太が米下部ツアー予選会の参加資格獲得 出場明言「PGAツアーに行きたくて戦っている」

米下部ツアー予選会への出場を明言した中島啓太(撮影:上山敬太)

<三井住友VISA太平洋マスターズ 最終日◇12日◇太平洋クラブ 御殿場コース(静岡県)◇7262ヤード・パー70>

中島啓太が5バーディ・1ボギー・1ダブルボギーの「68」をマークし、トータル2アンダー・20位タイでフィニッシュ。今大会終了時の賞金ランキング1位に与えられる、米下部コーンフェリーツアーの最終予選会(12月14~17日、米・フロリダ州TPCソーグラス)出場権を獲得した。

賞金ランキング2位の金谷拓実が3位タイに終わったことで、中島のランキング1位が確定。米ツアーへの挑戦権をつかんだ。「もちろん挑戦したい。でも(予選会に)行けることがすごいわけではないので、そこでしっかりいいパフォーマンス出せるように」と参加を明言した。

その予選会で5位以上に入れば、PGAツアーのツアーカードが手に入る。日頃から世界最高峰・PGAツアーへの憧れを口にする中島にとっては、またとない機会となる。「PGAツアーに行きたくて戦っているので。まずは予選会でトップ5を目指してやりたいです」と夢を叶えるために海を渡る。

今季は残り3試合。賞金王争いは佳境を迎えている。2位の金谷拓実とは約1130万円差をつけているが、来週以降も優勝賞金額は4000万円とビッグトーナメントが続くだけに、気が抜けない。

「いい賞金王争いになると思う。(金谷は)一番競っていて楽しい相手ですし、一番勝ちたい選手でもあるので、最後までいい勝負をして勝ちたいと思います」。賞金王を手土産に、来年は世界へ打って出る。(文・神吉孝昌)

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