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ショートゲーム巧者の山下美夢有がトップで折り返し【上期スタッツ振り返り・リカバリー率】

20-21年シーズンぶりの1位を目指す山下美夢有(撮影:福田文平)

国内女子ツアーは「ミネベアミツミ レディス 北海道新聞カップ」で今季19試合が終了し、全37試合のうち半分を消化。来週の「大東建託・いい部屋ネットレディス」から後半戦へと突入する。スタッツをもとにして、前半戦で活躍した選手たちにスポットライトを当てる。今回は『リカバリー率』。

リカバリー率とは、パーオンしないホールでパーかそれより良いスコアでまわる確率で、ここまでで1位に立っているのは山下美夢有だ。74.4395%とグリーンを外しても高確率でパーを拾っている。山下は今季、優勝こそないものの、出場13試合中9試合でトップ10入り。海外メジャーは4試合に出場している。6月に開催された「KPMG全米女子プロゴルフ選手権」は2位で終え、パリ五輪の日本代表入りも果たした。

2位には今季2勝の鈴木愛(73.1429%)、3位には前半戦最後のミネベアミツミで優勝争いを演じた尾関彩美悠(70.7317%)が続いている。そのなかで6位(70.3264%)のリ・ハナ(韓国)はパーオン率55位(63.2898%)ながら、ショートゲームのうまさに支えられメルセデスランキングで26位につけている。

今季未勝利ながら10度のトップ10入りを果たし復調を印象づける河本結は、昨季57.7830%(79位)だったのが、68.1682%(10位)と急上昇。一方、2014年の日本ツアー参戦後常にトップ10入りをしていた申ジエ(韓国)はランクインしていない。

【リカバリー率 トップ10】
1位:山下 美夢有 74.4395%
2位:鈴木 愛 73.1429%
3位:尾関 彩美悠 70.7317%
4位:岩井 千怜 70.6667%
5位:高橋 彩華 70.6452%
6位:リ・ハナ 70.3264%
7位:青木 瀬令奈 69.2098%
8位:小祝 さくら 68.7273%
9位:吉本 ひかる 68.1818%
10位:河本 結 68.1682%

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