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「幸せを感じられるトーナメント」 諸見里しのぶがホステス大会でプレーヤーとして“復帰”【開幕戦注目選手】

諸見里しのぶが地元沖縄戦に出場(撮影:Getty Images)

2019年限りでツアーの第一線から離れることを表明した諸見里しのぶが、沖縄に帰ってくる。「挑戦することを許してくれているダイキン工業さんに感謝しています」。昨年大会に引き続き、地元沖縄の、そして所属先の大会でホステスプロとしてプレーする姿をみせる。

昨年はプレーヤーとしてはダイキンのみの出場となったが、コースセッティングや解説などを務めるようになり、多くの試合会場に足を運んだ。昨季はレギュラーツアーで6試合、下部のステップ・アップ・ツアーでは2試合のセッティングを担当した。

「仕事を通して上位で戦っている選手を見る機会に出会い、改めて学ぶことも多いです」と、ツアー通算9勝を誇るベテランは日々新たなことに気づき、終わりのないさらなる成長へとつなげている。そして「今年も、実際に試合に出場させていただけることになり、自分が試合に入って感じること、伝えられることがあると思います」と、次世代へつなげていく使命を果たしていく。

もちろん、大会に出場するからには予選通過、上位争いも狙う。オフには体力をつけながら、沖縄で技術練習、ラウンドに励んでいる。「琉球ゴルフ倶楽部さんは今年もグリーンの仕上がりが素晴らしいですし、グリーン周りも難易度が高くなっている」とショートゲームの練習に注力。過去21回の出場経験も生かしながら、マネジメントをイメージしていく。

「出場するたびにプロゴルファーになって良かったなと、毎回幸せを感じられるトーナメントです」。開幕戦ということもあり、沖縄だけでなく、日本各地からファンが集結する。「契約選手として少しでも大会を盛り上げられるように頑張りたいと思います」と大一番を見据えた。

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