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モリカワ、ファウラーら選手たちが鎮魂 ハワイ・マウイ島で起きた山火事の被災者へ祈りを込めて…
リッキー・ファウラーは『L』のロゴに鎮魂の想いを込めた(撮影:GettyImages)
<ザ・セントリー 2日目◇5日◇カパルア・リゾート プランテーションC(米ハワイ州)◇7596ヤード・パー73>
昨年8月に米ハワイ州マウイ島ラハイナの街を襲った未曾有の山火事の現場は、今週のPGAツアー開幕戦が開催されているカパルアから車で10分ほどの場所だった。
2200以上もの建物が焼失。犠牲者は100人を超え、山火事としては米国の過去100年を見ても最悪のもの、と言われている。この開幕戦がここで行われるかは当初不透明だったが、「地元が歓迎してくれるなら」とPGAツアーは開催に踏み切った。
初日の開幕前には1番ティでフラダンスが行われ犠牲者を弔った。祖父がラハイナの街で生まれたというコリン・モリカワ(米国)はその初日の1番ティで祈りを捧げた。そしてリッキー・ファウラー(米国)は、契約するプーマとコラボし、『L』のロゴが入った帽子をかぶりプレーする。
この『L』のロゴはラハイナの街の山に描かれたロゴ書体と同じ。キャップの売り上げの一部は被災者へ送られるが、あっという間に完売した。オンライン上でも手に入らず現在入荷待ちが続いている。トーナメント会場のショップでもチャリティーグッズが販売されている。
また赤いリボンをキャップなどにつけてプレーする選手も。第3日が行われる6日(土)は、“レッド・ディ”として被災者へ支援を送ることになっている。(文・武川玲子=米国在住)
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