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石川遼のバーディチャンスはパー5だけ!? 「ショートアイアンが初日から良くない」

ショートアイアンの精度に苦しんだ石川遼。「72」と伸ばすことができなかった。(撮影:福田文平)

<長嶋茂雄INVITATIONALセガサミーカップ 3日目◇1日◇ザ・ノースカントリーゴルフクラブ(北海道)◇7178ヤード・パー72>

きのうはドライバーが絶好調だった石川遼だが、きょうは一転してショットが不調。4バーディ・2ボギー・1ダブルボギーの「72」と足踏み。35位タイに順位を下げて、「ショットが悪かったので、なかなかいいラウンドにできなかった」と振り返った。

4つのバーディの内訳を見てみると、3つがパー5で、もう1つがティが前に出されて280ヤードとなった1オン可能な17番パー4。ティショットはドライバーでグリーン左のバンカーに入れて、そこから傾斜を利用して1メートルに寄せてバーディを奪った。「ドライバーとセカンドでグリーン周りにいったときしか、バーディが獲れてないみたいな感じです」という。

予選ラウンド2日間のバーディは、パー5で4つ、パー4で3つ、パー3では一度もない。「今週はパー5でしかバーディが獲れてない。パー4とパー3が上手く攻められてないので、アイアンが良くないと思います。もう半分についてほしいというショットがあるし、ショートアイアンが初日から良くないですね」と肩を落とす。

あすの最終日に向けては「修正したいところはあるので、明日はまたいいゴルフができるように頑張りたいなと思います」と前を向いた石川。14年、19年と2勝している得意コースで、きっかけをつかめるか。(文・下村耕平)

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