資生堂レディス前夜祭で安田祐香が見せた深紅のワンピース姿にファンはメロメロ?【ライブ写真から振り返る2022年女子ツアー】
いよいよ3月2日に2023年日本女子ツアーが開幕する。11月末の最終戦まで38試合、どんな戦いが繰り広げられるのか。22年シーズンを振り返って占いたい。ALBA Netおなじみの「ライブ写真」で、各大会期間中に閲覧数が一番多かった写真から振り返る。
「資生堂レディスオープン」(6月30日~7月3日、神奈川県・戸塚CC)で最も閲覧されたのは、プロアマ前夜祭で撮影された安田祐香だった。深紅のワンピースを着た大人っぽい上品なたたずまいの安田にハートをわしづかみにされたファンが多かったのだろう。
試合は青木瀬令奈がトーナメントレコードを2打更新して、4日間通算14アンダーでツアー通算3勝目となる栄冠を手にした。
「人生を変えられる勝利となった。甘さを捨てて、勝ち取った優勝です」と、優勝インタビューで語った青木。2位タイに1打差の単独首位でスタートした最終日だったが、最悪の出だしとなってしまったからだった。
青木は1番でバンカーから寄せきれずボギーとすると、次のバーディを獲りたい2番パー5でも、ティショットをアゴの高いフェアウェイバンカーに入れて出すだけとなりボギー。あっさり首位を明け渡してしまった。
だが、土俵際で強さを発揮。次の3番で6メートルを最後のひと転がりで沈めてバウンスバックを決めると、次の4番では3メートルのパットを決めて帳消しに。さらに7番で4メートルを沈めて再び単独首位に浮上。その後は10番から3連続バーディを獲り、後続に追いつかれることなく逃げ切った。
青木は22年に優勝した「宮里藍サントリーレディスオープン」から“ざんげノート”として、毎晩ゴルフに対しての思いをつづってきた。「自分自身の気持ちの整理、ゴルフに対して向き合う時間を作る」と始めてからはや6冊目。「もっとゴルフに向き合わないと勝てない」という思いから大好きなゲームを断ち、マンガを断ち。体調を考えてシャワーだけでなく湯船にもちゃんと浸かるようにしたという。
何よりも変わったのがメンタル面だった。「常に勝利」を念頭に置き、普段の生活から「それは勝利につながっているのか」を問いかけていた。そしていつしか、「フワフワしていた気持ちが消えてきた。何よりも覚悟が決まりました」と青木は明かした。
この優勝を含むトップ10に入った数は7回、メルセデスランキング11位で22年シーズンを終えた青木。スタッツでは1ラウンド当たりのパット数が28.1207で1位にランクされた。23年はさらに上の景色を見せてくれることだろう。
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