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「これからもずっと大好きです」 小祝さくらがイ・ボミへ惜別の思い

18番グリーンでハグをする小祝さくらとイ・ボミ(撮影:福田文平)

小祝さくらが自身のインスタグラムを更新。「NOBUTA GROUP マスターズGCレディース」を最後に日本ツアーから引退をするイ・ボミ。その引退試合の予選ラウンドを同組でプレーできたことの喜びと感慨を報告した。

小祝は投稿の最初で「2日間ボミさんと(上田)桃子さんと一緒にプレー出来た事を幸せに思います」と、予選ラウンドを終えた気持ちを明かした。
 
小祝とボミは10歳違い。ジュニア世代だった小祝が北海道の競技会で優勝を重ねていた頃、ボミは年間7勝を挙げて賞金女王に輝くなど、様々な記録を樹立しながら大活躍を見せていた。
 
「アマチュアの頃からずっと憧れで、こうしてプロになってボミさんとご飯やラウンドをする事が出来て幸せでした」と、時を経て自分自身がプロゴルファーとなり、憧れていた選手と同組でラウンドをし、楽しく食事会をできるようになった喜びを綴った。

そう先週の大会前には、上田、笠りつ子、柏原明日架と一緒に、ボミを囲んで食事会を開いていたことも自身のインスタグラムで紹介していた。

そして最後に「これからもずっと大好きです」とボミへの変わらぬ憧れを記して投稿を締めくくった。

ボミの引退試合を終えて、ボミへの感謝の気持ちを投稿したプロは多い。阿部未悠はハングル語で「お疲れ様でした、韓国に行ったらご飯を食べましょう」。佐久間朱莉は「小学生の頃から大好きで、同じブランドのウェアを着て真似していました」「ボミさんみたいになれるように頑張ります」。後藤未有は「学生の頃からずっと私の憧れでした!!!!!!!!」。竹田麗央は最後の試合で一緒に練習ラウンドをした写真も公開しながら「練習ラウンドは一生の思い出です」「ずっと憧れのボミさんが大好きです」。そして全員に共通していたのは「同じ舞台に立って戦えたことがとっても光栄です」という気持ちだった。

全員の投稿には、大会2日目のホールアウト後、選手や関係者がお揃いのボミTシャツを着て写した記念写真が添えられていた。13年間、日本で活躍してきたボミ。引退試合には別れを惜しむ多くのギャラリーが集まったが、選手たちからもこうして惜別の思いを表されるのは、まさに彼女の人柄だ。ツアーからは引退をするが、これからもイベントなどで来日をし、あの笑顔を見せてほしい。

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