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畑岡奈紗ら出場のサウジ大会も賞金総額500万ドル! ガルシア、リードは「グレート!」

賞金総額500万ドルのビッグトーナメントに畑岡奈紗らが挑む。(撮影:GettyImages)

2週間後、畑岡奈紗や笹生優花らがエントリーしている欧州女子ツアーの今季第3戦「アラムコ・サウジレディスインターナショナル Presented By PIF」が開催される。その賞金総額はなんと500万ドル(約6億4000万円)! 通常の欧州女子ツアーレギュラー大会の10倍以上と突出している。

一方、今週行われている男子の「サウジ・インターナショナル」には、フィル・ミケルソン、ブルックス・ケプカ、ブライソン・デシャンボー、キャメロン・チャンプ(いずれも米国)らLIVゴルフ勢がこぞって参戦している。賞金総額はこちらも500万ドルでLIVゴルフよりは格段に低いのだが、これでもサウジアラビアがアジアンツアーに投資をしているおかげで、通常の大会の倍以上となっている。

初日のプレーを終えて男女の大会が同金額であることを聞かれたセルヒオ・ガルシア(スペイン)とパトリック・リード(米国)の二人はそろって“グレート!”、“アメージング!”と賞賛した。

「グレート! 男女が平等であることを示している。僕たちはすべての人にとってゲームがよくなるようにトライしている。女子たちが同じものを得ることはすばらしい。サウジがその方向に進んでいる」とガルシア。

一方のリードも「アメージング! 正しい方向へ踏み出している。男、女にかかわらずゴルフはとても難しいゲームだし、お金がかかるもの。女子にも男子同様に才能のある選手がたくさんいるのだから、同じようにプレーをすれば同じように(賞金を)受け取るべきだ」とリード。さらに「女子選手がサウジアラビアに来て、僕らと同じこのコースをプレーする。ここはスコアも出るが、きょうのような風が吹けばピンにはなかなかつかない。グリーンには乗せられても簡単に1~2メートルには付けられないよ」と付け加えた。

昨年はジョージア・ホール(イングランド)が制したアラムコ・サウジレディスインターナショナルには畑岡、笹生らに加えて、リディア・コ(ニュージーランド)、レクシー・トンプソン(米国)、チョン・インジ(韓国)ら強豪もエントリーしている。(文・武川玲子=米国在住)

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