突破率66.6% LIVゴルフ勢がマスターズで存在感をアピール、課題は久々の“72ホール”?
<マスターズ 3日目◇8日◇オーガスタ・ナショナルGC(米ジョージア州)◇7545ヤード・パー72>
悪天候のため3日目も中断となった今年のマスターズだが、参加が認められたLIVゴルフ組の動向に連日注目が集まっている。18人中、何人が予選を突破したのだろうか?(順位は第2ラウンド終了時点)
<予選突破選手>
ブルックス・ケプカ(1位)、フィル・ミケルソン、ホアキン・ニーマン(10位タイ)、パトリック・リード(16位タイ)、キャメロン・スミス(20位タイ)、ハロルド・バーナーIII、ダスティン・ジョンソン、エイブラハム・アンサー(28位タイ)、ミト・ペレイラ(36位タイ)、テイラー・グーチ(46位タイ)、チャール・シュワーツェル、トーマス・ピータース(49位タイ)
<予選落ち選手>
ブライソン・デシャンボー(55位タイ)、セルヒオ・ガルシア(70位タイ)、ジェイソン・コクラック、バッバ・ワトソン(以上75位タイ)、ルイ・ウーストハウゼン、ケビン・ナ(棄権)
12人が予選を突破しており、率に直すと66.6パーセント。しかも、ケプカは第3ラウンド途中で暫定首位につけ、優勝にもっとも近い位置にいるだけに、存在感を示すことに成功したといえる。
「彼(ケプカ)はうまくプレーしているし、先週の試合(LIVゴルフ第3戦 at オーランド)で優勝して勢いがあるね」(ミケルソン)
大会前にLIVゴルフCEOのグレッグ・ノーマン(オーストラリア)が、「もしわれわれの選手の一人が優勝すれば、それが誰であってもわれわれ全員が18番グリーンに駆けつける。それを考えただけで“鳥肌”が立つ」と語っている。
一方で、LIVゴルフは3日間54ホールの戦いだけに、久々の72ホールは大丈夫なのか、という声も出ている。果たしてゴルフの祭典という場で、LIVゴルフが世界へ向けてのアピールを行うシーンはあるのか?
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