
<明治安田レディスゴルフトーナメント 初日◇18日◇仙台クラシックゴルフ倶楽部(宮城県)◇ 6642ヤード・パー72>
16日にコースでクマの目撃情報があり、前日17日の競技が中止。さらに54ホール短縮競技として無観客開催となった今大会は、無事、第1ラウンドが終了した。そこでは、さまざまな安全対策を実施。そのなかでは、クマの出没情報がなかったことも報告された。
報告された18日の対策は以下の通り。
●朝、夕に富谷市鳥獣被害対策実施隊(猟友会)がコース外周を見回る
→3名体制で朝6~7時、夕方4~5時に実施
●朝、夕にコース外周で爆竹を鳴らす
→ゴルフ場スタッフが朝5時に各所で実施。夕方も全組ホールアウト後に順次実施予定
●コース外周付近にラジオを設置して競技開催中も音を鳴らす
→アウト4台、イン4台、計8台を配置
●コース全周を囲っている獣侵入防止フェンス沿いに獣が嫌う匂いを散布する
→ゴルフ場スタッフが昨日から順次実施
●コース内に監視員を配置する
→約50人の巡回監視員を配置
●万が一、クマが出現した場合に備え、速やかに本部、選手、関係各所に連絡が取れる体制を整える
→コース内に配置している全スタッフがトランシーバーで連絡が取れる体制を構築
●万が一、クマが出現した場合に備え、コース内に緊急避難車両、緊急避難カートを配置する
→避難車両4台、カート36台を全ホールのグリーンサイドに配置
また日本女子プロゴルフ協会(JLPGA)は、ホールアウト後の選手から、2番ホールセカンド地点左側のラフに、動物のフンがあったと指摘されたため、それを大会スタッフが回収。ゴルフ場スタッフ、猟友会が確認をしたところ、大きさ、形状からタヌキ、ハクビシン、アナグマのいずれかのフンで間違いないという見解が得られた、ということも報告された。あす19日(土)以降も同様の対策が講じられる。
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