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原江里菜がガチで自身発起人大会を勝ちにきた! イ・チヒとタッグ結成「私次第」

今年はイ・チヒと組んで「KURE Lady Go Cup」に挑む原江里菜(撮影:ALBA)

<KURE Lady Go Cup 事前情報(25日)>
 
原江里菜が“ガチ”だ。
 
明日4月26日(水)に開催される、30歳以上の女子プロゴルファーによるトーナメント「KURE Lady Go Cup」。有村智恵と共に大会発起人を務める原が今大会のペアに選んだのは、ツアー通算23勝、生涯獲得賞金は12億を超える名手のイ・チヒ。発起人権限? と疑われても仕方ないガチガチの本命ペア結成に「正直トップ3は間違いない(笑)」と冗談めかしたが、目は本気だった。

この日の練習ラウンドでは、昨年のコースメモ片手に“ガチ”シミュレーション。ひとつ後ろの組で練習ラウンドを行なっていた成田美寿々、工藤遥加、諸見里しのぶをパー3でパスさせてコースチェックを繰り返す念の入れよう。コミュニケーションもバッチリで「今日の練習ラウンドで安心感を得ました。チヒさんがいるから大丈夫。チヒさんが曲げたところもあったんですけど、チヒさんも曲げるから(私が曲げても)大丈夫。気持ち的には万全の状態です」と笑いが止まらなかった。
 
もちろん、おんぶに抱っこで終わるつもりはない。今季レギュラーツアー4試合、ステップアップツアー2試合を戦い、自身のプレーの仕上がりは昨年とは違う。「場数を踏んでいく中で、もっとこれがしたいと思うことがある反面、現場でしか磨けないものが整っている感覚はある。何か一つ噛み合えばもうちょっといいところでやれる」。
 
スイングも今年からイメージを大きく変えている。「大きく振ろうとしていたものをコンパクトに振るイメージ。振り抜く方向を遠くに振っていたけど、今は体の正面でクラブをさばくことに神経を使って練習しています」。まだ一回もうまくいってはいないと笑ったが、飛距離が伸びた実感がある上に、「前よりフェードが打ちやすくなった」と球筋のコントロールも向上。“ガチ”になるのは、チヒさんがいるからだけが理由じゃない。
 
「今年も試合をやってくださるということには、感謝の気持ちしかない。目標は優勝です。せっかく自分達で色々な人たちに協力してもらって作ってもらって、戦える場所がある。優勝目指して頑張ります」。2人合わせて生涯獲得賞金は17億超えの自他ともに認める本命ペア。「結局は私次第」発起人が結果で大会を盛り上げる。

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