• HOME
  • 記事
  • ゴルフ
  • 石川遼が日本勢最上位4位フィニッシュも「まだまだ」 2週後のメキシコ大会出場を明言

石川遼が日本勢最上位4位フィニッシュも「まだまだ」 2週後のメキシコ大会出場を明言

石川遼、完全復活の日は近い(撮影:岩本芳弘)

<ZOZOチャンピオンシップ 最終日◇22日◇習志野カントリークラブ(千葉県)◇7079ヤード・パー70>

日本開催の米国男子ツアー「ZOZOチャンピオンシップ」は最終ラウンドが終了した。石川遼が8バーディ・3ボギー・1ダブルボギーと出入りの激しい内容ながら「67」をマーク。トータル7アンダー・4位タイでフィニッシュした。

米ツアーでは自身10年ぶり3度目となる2位は逃したものの、それでもバーディラッシュでトップ5入り。米ツアーの強豪を相手に大健闘したが、「手放しには喜べない。まだまだ」と悔しさも残すラウンドであった。
 
「ずっといいゴルフができていて、今日は昨日以上にショットが良かっただけに、もったいないミスもあった」と悔やんだ。8番まではボギーなしの3バーディといい流れで来ていたが、9番でアプローチのミスもありボギー。「ティショットは良かったのに、ラフに入って刻まなきゃいけなくなった」と11番、12番でそれぞれボギーとダブルボギー。ナイスショットが結果に結びつかない時間が続いた。
 
だが、14番から3連続バーディで息を吹き返し、最終18番はバーディ締め。上位に再浮上して4位タイフィニッシュ。トップ10以内に付与される2週後の米ツアーメキシコ大会「ワールドワイド・テクノロジー選手権」への出場権も獲得した。石川は2週後のメキシコへの出場を明言。「着実にショットも良くなっている」と笑顔で会場を後にした。(文・齊藤啓介)

関連記事