過酷なプロテスト…第3R終了時点で20人の敗退が決定 現役ナショナルチームメンバーも「今回の反省を生かしたい」

現役ナショチの高岸鈴が、3日目終了時点で敗退に(撮影:福田文平)

<JLPGA最終プロテスト 3日目◇6日◇JFE瀬戸内海ゴルフ倶楽部 (岡山県)◇6464ヤード・パー72>

第3ラウンド終了時点で、トータル8オーバー・77位タイまでに入った85人があす行われる最終日へ進出した。一方、86位タイ以下の20人は“足切り”となり、ここで敗退が決まった。

現役のJGA(日本ゴルフ協会)ナショナルチームメンバーで、2度目の最終プロテストだった18歳・高岸鈴(りん)も、トータル11オーバー・92位タイに終わり4日間を戦い抜くことができなかったひとりに。ラウンド後には、「いろいろと足りない部分が多かった。ショットがあまりよくなかったです」など、サバサバとした表情で振り返った。

苦しいラウンドが続いたが、その中でもいろいろと試すなど改善も図り、「いいショットもいくつかあった」と、今後への手応えもつかんだ。3度目の挑戦となる来年に向けては、「今回の反省を生かして練習できれば」と話した。

このほか、米女子下部エプソン・ツアーに参戦する26歳の谷田侑里香(トータル9位オーバー・86位タイ)や、日本女子プロゴルフ協会のティーチングプロフェッショナル資格A級を持つ23歳の森本天(トータル16オーバー・102位タイ)らが、ここで涙をのむことになった。