キアラ・ロメロが全米女子ジュニアV　小宮千鶴はベスト16

＜全米女子ジュニア　最終日◇22日◇アイゼンハワーGC（コロラド州）＞

世界最強の女子ジュニアゴルファーを決める「全米女子ジュニア」。現地時間22日に最終日の競技が行われ、マッチプレー決勝戦でリアン・マリクシー（フィリピン）を1アップで下したキアラ・ロメロ（米国）が栄冠に輝いた。

ロメロはこの勝利により、2023～24年の「全米女子アマ」出場権を獲得。さらに2024年の「全米女子オープン」「オーガスタナショナル女子アマ」への切符もつかんだ。

日本勢は小宮千鶴（南山学園聖霊高3年）、伊藤二花（麗澤高3年）、與語優奈が出場。いずれも予選2日間36ホールのストロークプレーを突破し、マッチプレーによる決勝トーナメントに進出した。

伊藤は2＆1で1回戦敗退。小宮と與語は初戦で“日本勢対決”となり、2＆1で小宮に軍配が上がった。小宮は2回戦でエメリー・シャルツ（米国）を大差で下したが、3回戦は終盤にテメーロの猛攻を受けきれず、2＆1で敗戦。ベスト16で大会を去った。