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LIV勢は全英で軒並み苦戦? 最高位はステンソンの13位タイ、今季初トップ10入り現れず

予選ラウンドでは松山英樹とプレーしたブルックス・ケプカ(写真)ら注目を集めたLIV勢だったが、結果は少しさびしいものになった(撮影:福田文平)

<全英オープン 最終日◇23日◇ロイヤル・リバプールGC(イングランド)◇7383ヤード・パー71>

今季のメジャー大会はすべて終了。これまでの3試合では「LIVゴルフ」勢が奮闘して話題を集めたが、最終戦の「全英オープン」では出場した16人が軒並み苦戦する結果に終わった。

4月の「マスターズ」ではブルックス・ケプカ(米国)が首位で最終日へ。ジョン・ラーム(スペイン)にかわされて2位タイに終わったが、存在感を示した。歴代覇者のフィル・ミケルソン(米国)も2位に入り、2018年優勝者のパトリック・リード(米国)は4位タイとトップ5に3選手が入る活躍をみせた。

5月の「全米プロ」では、“メジャーハンター”ケプカがLIV勢としてメジャー初制覇(大会3勝目)。ブライソン・デシャンボー(米国)が4位タイ、世界ランキングトップ5につけていたキャメロン・スミス(オーストラリア)が9位タイに入った。続く「全米オープン」ではスミスが4位、LIV初年度年間王者のダスティン・ジョンソン(米国)が10位タイにつけていた。

一方で、今大会は、というと出場16人のうち最高位はヘンリック・ステンソン(スウェーデン)で13位タイ。LIV勢のトップ10入りを逃す結果となった。ディフェンディングチャンピオンとして臨んだスミスは33位タイ、今季メジャー2冠を狙ったケプカは64位タイに沈んだ。

最終ラウンドを終えたスミスは「戻ってくることができて本当に良かった。トロフィーを返すのは嫌だけど、また来年戻ってくるのが待ちきれない」と話し、雨が降りしきるコースを後にした。リードはスミスに並ぶ33位タイ、デシャンボーは60位タイ。そしてミケルソン、DJ、今季LIVで好調のテイラー・グーチ(米国)は予選落ち。予選突破率は62.5%(16人中10人)だった。

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