西村優菜は「ショット完ぺき」も急浮上ならず… 今季メジャー2戦目への課題とは?
<マイヤーLPGAクラシック 最終日◇18日◇ブライズフィールドCC(米ミシガン州)◇6638ヤード・パー72>
ボギーを叩くことなく最終日を終えた西村優菜。3バーディの「69」でトータル3アンダーでフィニッシュ。61位タイに終わった4日間は、成果と課題が残った。
決して悪くないなかでの4ラウンド。予選突破はするものの、大きくスコアを伸ばせない。この日はショットに好感触を覚えたが、パットが入らずにフラストレーションが溜まった。これはこの最終日だけでなく、しばらく続く悩みだ。「ショットはほとんど完ぺきに近いゴルフ」とスコアを伸ばしにかかったが、「悔しい内容ではある」とチャンスを逃した1日は悔いが先に来る。
ここまで8戦連続予選通過中だが、ビッグスコアが来ない。「獲れるチャンスはたくさんあった」なかで、最後のグリーン上で唇を噛むシーンが目立つ。それでも懸命に脱却を図る西村。「そこの原因を(来週の)大会までに見つけて、改善して試合に臨めるようにしたい」とグリーン上の改善に努める。
「きょうのショットをしっかり続けられるように調整して、いい状態で臨めるように頑張りたい」。最終日にフェアウェイを外したのは1回で、パーオンを逃したのもひとホールのみ。安定感は西村の強みだが、3日目「35」、最終日「34」としたパット数削減が喫緊の課題。ここをクリアすることで、上位進出はきっと見えてくる。
次週は「KPMG全米女子プロゴルフ選手権」。今季2戦目の海外メジャー大会に向けて、残されているのは3日間。きっかけをつかみ、今度こそ上位進出を狙う。
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