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上田桃子が自分に叱咤激励 川奈で「なんちゅうとこから打ってるんだ」と反省しつつも、結果は6位タイ

反省しつつも好調を維持する上田桃子(撮影:福田文平)

上田桃子は川奈ホテルGC富士Cで開催された「フジサンケイレディスクラシック」を首位と3打差の6位タイで終え、自身のインスタグラムでトーナメントを振り返った。

投稿1枚目の写真は、美しい姿で立つヤシの木の脇から灯台に向けてショットを放つ上田。アマチュアゴルファーならばここで記念写真を撮りたくなるような美しい景色だが、上田にしたら狙った場所ではなかったのだろう。
 
「なんちゅうとこから打ってるんだ…ってとこに何回も行きました」と、コメント。続けて「んー。思うようなショットがここ数週間打ててません」とも綴られ、ショットの乱れに苦悩した様子が伝わってくる。
 
それでも難コースを3日間通算1アンダーで終えたのはお見事。アンダーパーでフィニッシュできたのは、わずかに9人しかいなかった。これこそ今シーズンの平均ストローク、平均バーディー数、平均パット数など9部門で1位(「フジサンケイレディスクラシック」終了時点)に立つ上田の底力といえるだろう。
 
自分のショットに決して満足しない上田だが、今シーズンはこれまで7試合に出場してトップ10入賞が5回。常に上の景色しか見ていないからこその結果なのかもしれない。
 
上田は28日開幕の「パナソニックオープンレディース」には出場せず、次戦はJLPGA公式競技「ワールドレディスチャンピオンシップ サロンパスカップ」に照準を合わせている。
 
上田の悲願、初のメジャー戴冠なるか。心身ともにリフレッシュして会心のプレーを見せてくれることを期待したい。「さぁ、次だ」というコメントで、上田も力強く投稿を締めくくっている。

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