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日本は未勝利で予選敗退…2年後の再挑戦へ「このチームでリベンジしたい」

日本代表として戦った(左から)古江彩佳、畑岡奈紗、渋野日向子、笹生優花(撮影:南しずか)

<ハンファ・ライフプラス インターナショナル・クラウン 最終日◇7日◇TPCハーディングパーク(米カリフォルニア州)◇6550ヤード・パー72>

女子ゴルフ世界一を決める国別対抗戦で、日本チームは第3シード国として出場。畑岡奈紗、古江彩佳、笹生優花、渋野日向子という布陣で臨んだが、4カ国総当たり戦で行われた予選プールで敗退。準決勝進出は叶わず、最終日を残して大会を後にすることとなった。

ディフェンディングチャンピオンの韓国、タイ、オーストラリアと戦った3日間。初日にタイ相手に惜しくも2敗でスタートすると、オーストラリアとは笹生&渋野ペアが引き分けとして1分1敗。予選敗退が確定し消化試合となった最終日は、韓国を相手に完敗した。

8カ国で唯一の未勝利で、プールBでは最下位。5年前の前回大会を経験して今回はチームリーダーを担う畑岡は、「唯一の経験者として、やっぱりプレーで引っ張って行きたかったけど、今週はそれができなかったのは悔しい。もう一日、この素晴らしいコースでプレーしたかったというのは本当にある」と肩を落とす。

その前回大会は、準決勝進出をかけたプレーオフに進んだが、敗れた。「フォーマットもだいぶ変わって。勝ちを重ねていかないと、最終日に進めないと思っていた。どの組も勝ちたいという気持を強くやっているので、そこでファイナルに進めなかったのは悔しい」と振り返る。そして「このチームでリベンジしたい」と再挑戦を誓った。

初めて日の丸を背負い、初のチーム戦、初のマッチプレーと“初めてづくし”だった渋野は「こういう大会に出ることができて貴重な経験。今後に生かせるものが多すぎた1週間」とまとめる。それでも、悔しい結果には「もちろん、やっぱりリベンジしたすぎる」。渋野と2日間ペアを組んだ笹生も「こうやって素晴らしい3人とチーム戦がやれてうれしかった。次はできるだけ力になれるように頑張りたい」と巻き返しを願う。

最終日はプールBのタイとオーストラリアが決勝戦を争い、タイが大会初優勝を飾った。次回大会は2025年、韓国で開催する予定となっている。この敗戦を糧に、さらに強くなる日本代表に期待したい。

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