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岩井姉妹が緊張の海外デビュー 明愛「変わらず自分の攻めで」、千怜「諦めず頑張りたい」

ホステスプロとして参戦の岩井明愛(左)と千怜。ともに難しい初日となった。(撮影:福田文平)

<ホンダLPGAタイランド 初日◇23日◇サイアムCC パタヤオールドC(タイ)◇6576ヤード・パー72>

ホンダと所属契約を結び、ホステスプロとして出場する岩井明愛と千怜の双子姉妹が、海外デビューを果たした。お互いに満足いくプレーを目指して、2日目に入る。

姉の明愛は1アンダーの48位タイ。4つのバーディを奪いながらの結果に、「ショットもブレるところがあった。あまり納得はいってないです」と話す。もともと海外志向も強く、将来的には米国女子ツアーでのプレーを希望。それだけに、最初は「いつもより緊張(する時間)が長かったですね」と振り返った。

その緊張感が解けた1番からの後半は「だんだん振れるようになった。体が動くようになってアンダーが出ました」と2アンダーを記録。うねりの強いグリーンで、小技も高い技術が求められるコースで「アプローチの感触は悪くない」というのも2日目以降につながりそうな感触だ。「変わらず自分のプレー、自分の攻めでいきたい」と、強気なプレーでリーダーボードを駆け上がりたい。

一方、2オーバー・70位タイスタートの妹・千怜は「全然ダメでした」と悔しさを露わに。4バーディを奪いながら、1つのダブルボギーに4つのボギーと出入りの激しいゴルフを、「自分でできると思っても、かゆいところに手が届かない」と表現した。

マネジメント面で反省すべき点もあり、また「ラフから、しっかり飛ばしたい距離が出せない。ヘッドの抜きが悪く距離が落ちたミスもあった」と日米ツアーの違いも感じた。それでもまだ初日が終わったばかり。「もう少しいいプレーができた。感覚は悪くない。明日以降伸ばせるゴルフができると思うので、諦めず頑張りたいです」と前を向いた。(文・間宮輝憲)

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