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壮絶な伸ばしあいに畑岡奈紗は4アンダー発進も…「イーブンくらいの気持ち」

畑岡奈紗は4アンダー発進も…(撮影:GettyImages)

<フォード選手権 初日◇28日◇セビルG&CC(米アリゾナ州)◇6734ヤード・パー72>

ボギーを叩くことなく4バーディにまとめた畑岡奈紗。4アンダーの滑り出しだが、順位は32位タイ。首位が9アンダー、続く8アンダー、7アンダーグループにも計7人がひしめく状況とあって、「イーブンくらいの気持ち」と気分は上々とはいかない。

選手のあいだでは、開幕前からバーディ合戦が予想されていた。はじめてのツアー開催となった今回の会場だが、実際にアリゾナ特有の広さと、好条件もあいまってアンダーパーが114人。「ボギーフリーで回れたところはよかったと思います」としながらも、満足感は得られていない。

「取りこぼしていたところも数えるともうちょっと上位にいてもよかったなという順位だった」と、バーディ合戦のなかでは物足りなさが残る。「明日はそれがないようにしっかり決めていきたい」とチャンスメイクを増やしてバーディパットを少しでも多く打つことが浮上につながる。

伸ばしあいよりも「難しいコースの方が好き」という畑岡だが、昨年の年間バーディ数は堂々の1位。「(あしたは)朝が早いですけど、風がないと思いますしグリーンのコンディションも午後よりもいいと思うので、きょうよりももっと伸ばせるように頑張りたい」と意気込んだ。

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