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人気モデルの共通点は7番アイアンのロフトが28度!【アイアン売り上げランキング】

『Qi』アイアンも7番の露府値は27度と立っていた

アイアン部門はテーラーメイドの『Qi』が4週連続1位、2位には『ゼクシオ13』、3位には『パラダイム Ai SMOKE』が入っている。実はトップ3のアイアンには共通点がある。それは7番アイアンのロフト角が28度になっていること。かつて、7番アイアンで28度と言えばストロングロフトと言われていたが、今では定番のロフト角になりつつある。その状況について有賀園ゴルフ千葉店の黒須徹さんに話を聞いた。

「アベレージゴルファーはもちろんですが、軟鉄鍛造のアイアンを好むアスリートゴルファーもロフト角30度前後のアイアンを購入する人が増えました。かつて7番アイアンのロフト角は34度前後がスタンダードでしたが、今はアスリートゴルファーでもタイトリストの『T200』(7番ロフト30.5度)、スリクソンの『ZX5 MkⅡ』(7番ロフト31度)という少しロフトが立ったアイアンが売れるようになりました」
 
7番アイアンでロフト28、29度のアイアンが売れるようになった理由は?
 
「技術的な進化によってロフトを立たせても打球が上がるようになりました。アイアンでも飛距離を出したいというゴルファーが増えたのが要因だと思います」
 
売り上げトップ3のアイアンだけでなく、トップ10のアイアンを調べても7番アイアンのロフト角の平均は29.1度。今はそのロフト帯が主役になっている。
 
【アイアン売り上げランキング トップ3】
1位 テーラーメイド Qi
2位 ダンロップ ゼクシオ13
3位 キャロウェイ パラダイム Ai SMOKE
※データ提供:矢野経済研究所

◇ ◇ ◇

●アスリートが好む顔のいいアイアンは、操作性、飛距離、寛容性を基準にすると3つのタイプに分類できる。自分の技術レベルやプレースタイルに合うのはどのタイプか選びたい。関連記事【最新アスリートアイアンは多様化! 『操作性重視』モデル12選・『飛距離重視』モデル6選】でアナタに合うアイアンが見つかる!

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