バンカーは手首を柔らかく使う 堀琴音が教えるバンカーショット【動画リンク有】

.btn {
display: inline-block;
background:#D22024;
color: #fff;
padding: 16px 45px;
text-decoration: none;
border-radius: 30px;
a:hover{font-weight:bold;text-decoration:underline;color:#fff;}
}

本記事のレッスン動画はこちら

手首を柔らかく使う

バンカーショットで私が気をつけているのは、手首のローテーションです。

手首を柔らかく使うことで、スピンがしっかり入って、短いバンカーでもしっかり寄せることができます。

大文字の「Y」をキープしたまま上げられるところが、あなた自身のピッチ&ランのフルトップになります。

私の個人的なミスで、テークバックの時に、ノーコックで上げてしまうことが多くて。

そうなった時にあまりヘッドが走らないまま打ってしまって、すごく飛んでしまったり、逆にダフってしまったりというまばらな入りになってしまうので。

手首を柔らかく使うように意識しています。

バンカーで意識すること

まずバンカー内にボールがあったら、ライを気にします。

ライを見たあとにピンとの距離を気にして、飛ばしたいか飛ばしたくないかを決めます。

飛ばしたいときは、あまりフェースを開かず構えて。

飛ばしたくない、スピンを効かせたいってときは、しっかりフェースを開くことですね。

特に飛ばしたくないときに、フェースをちょっとかぶせてしまう癖があるので、しっかり開ききることを意識しています。

バンカーショットの基本的な打ち方

バンカーは、基本的にフェースを開きます。

フェースを開いて足の向きは少しオープン気味に開いて、バンカーは下から入ったらダフってしまうので、基本のプレイはアウトサイドインで振るように。

大げさにいうと、大根を切るようなイメージで打ったらいいと思います。

飛ばすときも飛ばさないときも、今の基本は変わらないです。

それに加えてフェースを開くか開かないかとか。

あと本当に飛ばしたくないときは、この大根切りをもっとアウトサイド入れるようにするというぐらいです。

この基本の動作は、どのバンカーショットでも変えてはいけないと思います。

堀琴音からアマチュアの方へのアドバイス

アマチュアのみなさんは、バンカー苦手という方が多くいらっしゃると思うのですが、トップとかダフリとかしてしまう方には、やっぱり一番は手首の使い方がすごく硬いと思うので。

暇なときでもいいので、手首の硬さを取る運動をするのはまず一番だと思います。

手首を柔らかく使えるようになれば、バンカーも自然にしっかりいい入りができて、コントロールがしやすいと思うので、まずそこからかなと思います。

2、3回でいいので、本当に打つ素振りの前に、ちょっと遊び感覚でぐにゃぐにゃって。こういう風にしたらだいぶ緊張感も取れて手首の力みもなくなって、しっかりコックも使って打てるようになると思います。

今回は私のバンカーショットを紹介しました。皆さんもスコアアップ目指して頑張って下さい。

堀琴音(ほり・ことね)プロフィール。ステップツアー優勝、史上3人目の3試合連続ベスト10などアマチュア時代からプロトーナメントで活躍し、14年にプロテストに合格。同年のステップ・アップ・ツアー『京都レディースオープン』で早くも初優勝を挙げた。QTの資格で出場した15年は序盤こそ予選落ちが続いたものの、中盤以降は安定した成績を残して初シードを獲得。16年は『日本女子オープン』で2位に入るなど、賞金ランク11位となった。
その後は低迷期も経験したが、2021年「ニッポンハムレディスクラシック」で念願のツアー初優勝を果たした。ツアー通算2勝の堀奈津佳は実姉。

.btn {
display: inline-block;
background:#D22024;
color: #fff;
padding: 16px 45px;
text-decoration: none;
border-radius: 30px;
a:hover{font-weight:bold;text-decoration:underline;color:#fff;}
}

本記事のレッスン動画はこちら