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若手有望株の長野泰雅が新ドライバーを極秘投入!「向かい風で強い球が打てる」

ブリヂストンのニュードライバーを試打後、試合で即投入すると決めた長野泰雅(撮影:ALBA)

<ハナ銀行インビテーショナル 事前情報◇13日◇千葉夷隅ゴルフクラブ(千葉県)◇7636ヤード・パー73>
 
ブリヂストンゴルフの『Bシリーズ』からニュードライバー登場か? 現時点でメーカーから詳しい発表はないが、15日(木)から開催される男子ツアー「ハナ銀行インビテーショナル」の会場で、若手有望株の長野泰雅と木下稜介が見慣れないドライバーを練習ラウンドで打っていた。

長野のドライバーのソール面のネック部分には『B-Limited B1 LS』と刻印されており、ニュードライバーの名前と推測される。
 
長野に感触を聞いてみると、「曲がり幅が少なくなりました。スピン量が300から350回転ぐらい減り、弾道の高さを抑えられました」と話し、低スピンでランがでる弾道になったことで「向かい風のときに強い球になった」と満足な様子。
 
「練習ラウンドでは少し曲がっちゃいましたけど、大丈夫だと思います!」と言いながら、ドライビングレンジでは糸を引くようなストレートボールを連発。長野はヘッドのソールにあるトゥ側とヒール側の2つのオモリを「本当は6と4なんだけど、4と6にしました」と通常のセッティングと逆にヒール側を重くし、つかまりをよくしている。そして「このドライバーを使って優勝目指して頑張りたいです」と、あすから始まる本戦に意気込んだ。

そしてもう一人、ニュードライバーをテストしていた木下も「スピン量が減りました」と好感触。「前のモデルはヒールに当たるとスピン量が3000を超えていたけど、今回のはミスヒットしても3000いくことがない。ミスヒットに強いぶん、曲がり幅が少ないのでいいと思います」と話す。
 
しかし、今回はもともと使っている慣れたクラブを使用し、投入は見送る考え。「テストをしたのが、きのうときょうなので、もう少し調整をしてラウンドで何度か使ってから替えようと思っています」。そのソール面には鉛が貼られていて、そのあたりがまだ調整中とのこと。練習場ではロフト角やフェースの向きを変えたりと、自分のスイングに合わせて微調整をしている姿が見られた。
 
長野と木下が会場で打っていたブリヂストンのニュードライバー、発売は今秋となりそうだ。(文・高木彩音)

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