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ゴルフの必需品「グリーンフォーク」でピッチマークを修復! 正しい使い方&選び方

1.ゴルフの必需品「グリーンフォーク」はグリーンを修復する道具

ゴルフの必需品とされる「グリーンフォーク」は、グリーンにボールが落下した際にできるへこみ(ピッチマーク、ボールマーク)を修復するための道具です。ピッチマークはボールがグリーンにオンできた証拠なので、それ自体は悪くありません。ただし、次の2つの理由から、できてしまったピッチマークは修復するのがマナーです。

理由1.芝が枯死するのを防ぐ

ピッチマークをそのままにしておくと、ダメージを受けた芝が枯れて死んでしまいます。ピッチマークとその周辺が影響を受けて、芝が再生しなくなります。

グリーン上に茶色の丸い部分があるのを見かけたことはないでしょうか。実はそれが、ピッチマークを放置して枯れてしまった跡です。そうならないためにはなるべく早く修復しなければなりません。グリーン上にピッチマークをつけたら、必ず芝の修復をするようにしてください。

理由2.ほかのプレーヤーに影響を与えないようにする

ピッチマークがあると、ほかのプレーヤーに影響が出てしまいます。自分のつけたピッチマークがほかの人のパッティングライン上にあったらどうなるでしょうか。もちろんパッティング前に直すことはできますが、自分がつけたピッチマークを速やかに修復しておけば、お互いに気持ちよくプレーを続けられるでしょう。

グリーンの修復は“全てのプレーヤーに期待される行動”

ゴルフ規則には、グリーンフォークの使い方やピッチマークを直さない場合の罰則などはありません。グリーンの修復はマナーとして推奨され、以下のように明記されています。

「コースをしっかりと保護すること-例えば、ディボットを元に戻す、バンカーをならす、ボールマークを修理する、不必要にコースを傷つけない」(規則1.2a)

2.グリーンフォークの3つの種類

グリーンを修復する道具のグリーンフォークは、刃の形状によって3種類に分けられます。それぞれに特徴がありますので、使いやすいものを選びましょう。

3種類のグリーンフォークには、それぞれ以下のような特徴があります。

グリーンフォークの種類

特徴

1本刃タイプ

・芝の根のダメージを抑えるが作業に時間がかかる

・上級者やプロ向け

2本刃タイプ

・使いやすくスピーディに修復できる

・初心者向け

スパイダータイプ

・数秒で素早くきれいに修復

・使い方によっては逆に芝を傷めることもある

なお、グリーンフォークを使わずにティーペグで修復することも不可能ではありません。グリーンフォークとしても使えるティーペグも市販されています。ただしその形状は、特に初心者にとって使い勝手がよいとはいえません。配布用のグリーンフォークを準備しているゴルフ場もまれにはありますが、自分で使いやすいものを用意するほうが確実です。

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