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クラブセッティングにも変化が! “銀髪”にイメチェンの渋野日向子は今季米本土初戦へ

渋野日向子がアリゾナで調整(撮影:ALBA)

<LPGAドライブ選手権 事前情報◇20日◇スーパースティション・マウンテンGC(米アリゾナ州)◇6526ヤード・パー72>

アジア連戦から2週間のオープンウィークを経て米国女子ツアーが再開。米アリゾナ州で「LPGAドライブオン選手権」が行われるが、渋野日向子にとっては米本土での戦いはこれが今季初戦となる。月曜日は18ホールの練習ラウンドを敢行。インコースを回った前半は古江彩佳、上原彩子との3人組でスタートし、会話を弾ませながら調整を行った。

前戦のシンガポールを終えたときには、「暇もないこともないけど、ゆっくりしている場合じゃないかな。しっかり練習していい状態で臨めるように頑張りたい」と今大会に向けて話していた渋野。束の間のオフは練習を重ねながら、ヘアスタイルをややシルバーがかった髪色にチェンジ。イメージも新たに米本土戦を迎える。

さらに、クラブセッティングにも大きな変化が見られた。自身開幕戦ではピンの最新モデル『G430』シリーズから『G430 MAX』を採用していたが、同社が「強弾道&低スピンで飛距離を生み出す」とうたう『G430 LST』にスイッチ。シャフトは藤倉コンポジットの『ベンタスTRブルー』で変わらず、ヘッドのみの変更となった。どのような意図があるのだろうか。

セッティングの変化は、これだけではない。ピンのアイアン『i230』にはフジクラの『TR PROTO』が新たに挿されていた。これは国内女子ツアー第2戦「明治安田生命レディス ヨコハマタイヤ」で初めて見られたモデルで、発表前で詳細は伏せられている“謎のシャフト”。グリーンでボールが止まりやすくなる特長を持ったアイアン専用シャフトだというが、渋野が選んだ決め手、そしてこれがどのような効果をもたらすのだろう。

コースには昨年12月の最終予選会「Qシリーズ」を突破しツアーメンバーとなった勝みなみ、西村優菜も登場。西村は18ホールの練習ラウンドを行い、勝は国内ツアー「Tポイント×ENEOSゴルフトーナメント」からの連戦ともあって昼過ぎに会場入りしレンジのみで体を動かした。“ルーキー”ふたりにも注目したい。(文・笠井あかり)

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