またもや暗殺未遂? トランプ前大統領のゴルフ中に発砲事件

ゴルフ中を狙われた? ドナルド・トランプ前大統領の所有コースで発砲事件(撮影:GettyImages)

米国のドナルド・トランプ前大統領が滞在中だったフロリダ州ウェストパームビーチに所有するトランプ・インターナショナルGCで、発砲があったとホワイトハウスが発表した。

大のゴルフ好きで知られるトランプ氏。11月の米大統領選に向けて選挙キャンペーン中ながらも、15日午後、自身が所有するコースでゴルフをプレーしていた。その近くで銃を所持した人物をシークレットサービスが発見。その人物に向けて発砲した。容疑者は逃走したが、のちに身柄は拘束されて銃やカメラなどが回収されたという。

発砲時にトランプ氏は5番と6番ホールの間にいたとされ、容疑者からは数百メートルしか離れていなかったという。トランプ氏にケガなどはなく、FBI(連邦捜査局)は暗殺未遂事件の可能性を含めて捜査をしている。

ウエストパーム・ビーチはフロリダ州の中でも高級住宅地として知られ、マイアミから北へ約1時間余り、大西洋に面した美しい街。タイガー・ウッズ(米国)やローリー・マキロイ(北アイルランド)ら多くのゴルファーが住むジュピターアイランドの南側に位置する。

トランプ氏は7月にもペンシルバニア州での演説中に銃撃を受けて、右耳を負傷。参加者の1人が死亡し、2人が重傷を負った。(文・武川玲子=米国在住)

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