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『パラダイム』は、選手がみな0.5°ロフトアップ!? ツアーを見続ける担当者の意見

リアルロフトが11.5°に近い『パラダイム◆◆◆』ドライバーで3勝目に王手をかけたJ・ラーム(撮影:GettyImages)

<ジェネシス招待 3日目◇18日◇リビエラCC(米カリフォルニア州)◇7322ヤード・パー71>
 
米国男子ツアー「ジェネシス招待」3日目は、順延となった第2Rと第3Rが行われ、6つ伸ばしトータル15アンダーとしたジョン・ラーム(スペイン)が単独首位に躍り出た。3打差の2位に2021年大会覇者のマックス・ホーマ(米国)。さらに1打差の3位にキース・ミッチェル(米国)。ローリー・マキロイ(北アイルランド)はトータル4アンダーの18位タイで残り18ホールヘと向かう。
 
今年キャロウェイ『パラダイム◆◆◆』ドライバーで2勝したラームが、いよいよ3勝目に王手をかけた。そして、キャロウェイのツアー担当者は、新作『パラダイム』ドライバーにおける【ロフト選び】について気になる投稿をしている。
 
「ツアーで見られることの中で考慮すべき点が1つあるとすれば、それは、当社契約選手の高い割合で『パラダイム』を使用する人の平均で+0.5°ロフトアップしていること。例えば、ザンダー(・シャウフェレ)は10°に近く、ラームは11.5°に近く、ハドウィンは12°より上です。なぜか? 私の考えはいくつかありますが、主にヘッドの安定性とスピンの堅牢性です。
 
以前なら、ロフトが多いとスピン量が急増しましたが、パラダイムではそうならない。そのため、飛距離を犠牲にすることなく、最適な打ち出しとスピンのためロフトを追加できます。ロフト=コントロール。フェースがCORに関して限界まで押し上げられるように、パラダイムは効率(ロフト+スピン+打ち出し+ボールスピード)をまったく新しい領域に押し上げています」(同社ツアー担当)
 
世界最高峰のPGAツアー選手でさえ、+0.5°のロフトアップをするのなら、我々アマチュアゴルファーにおいては、最低でも+1°のロフトアップをしてもおかしくはない。これから『パラダイム』シリーズの購入を検討している人は、まず、これまでのロフト設定で試打した後、トップ選手に習って+1°のロフトアップを試してみた方が良さそうだ。

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