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ドライバーが右に出る人はインパクトの見直しが必要! 改善ドリルを吉本巧が解説(動画あり)

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【動画】ドライバーが右に出る人はインパクトの見直しが必要! 改善ドリルを吉本巧が解説

ドライバーで球がつかまらない!

ドライバーで球がつかまらないと、右に行ってしまったり、飛距離が出なくなってしまったりします。こういう方は非常に多くて、球がつかまらないだけではなく、飛距離が出ないということもあります。

今回は、いくつかの例をまとめてみました。

1)思い切り振ってもつかまらない
思い切り振っているが、球がつかまらずボールが右に行ったり、弱い球になってしまうという方。

2)手打ちで打っている気がする
本人の感覚になるが、「手打ちになっているのではないか」と感じている方。

3)ヘッドスピードは速いけど飛ばない
計測するとプロくらいヘッドスピードは速いが、そのヘッドスピードに対して飛距離が出ていない方。

これらの原因は、インパクトが正しくできていないということにあります。

私は力をしっかりボールに伝わるインパクトを「パワーインパクト」と呼んでいます。この「パワーインパクト」でボールを打てないので、先の3つのような症状が出てしまいます。

ですので今回は、パワーインパクトを習得するための練習ドリルを2つご紹介いたします。

「パワーインパクト」を身につけるためのドリル:その1

用意するものはドライバーですが、なければスティック状のものでも代用できます。

1)シャフトをしっかりと左ワキで挟む
2)右ヒジの内側でシャフトを挟む

3)シャフトが落ちないようにした状態を維持しながらアドレスを作る
4)ゆっくりシャドースイングを行う

この状態が理想的なパワーインパクトの形を作るダウンスイングの状態です。クラブが地面に落ちてしまうと、パワーインパクトができていないということになります。

これはどういうことかというと、ダウンスイングをおろしてくるときは、左のワキは下方向に力がかかっています。右ヒジはクラブが落ちないようにするために上方向に力がかかっています。

この力がかかっている状態を維持しながらダウンスイングできると、腰の入った理想的なインパクトを作ることができるのです。
逆に、クラブが落ちてしまうということは、ダウンスイングで右ワキが開いて右ウデが伸びて、左ワキも開いてしまって手打ちになっているということになります。

たとえば左側の壁を平行方向から左へ押すときに、右ヒジが伸びた状態で押すよりも、ヒジを曲げたほうが力強く押せます。それはゴルフでも全く同じなので、そういった力の使い方を身につけるのが、パワーインパクトのドリルなのです。

同じパワーでも、それをしっかりボールに伝えられなければ、ヘッドスピードがあっても飛距離が出なかったり手打ちの感覚になったりするのです。

このドリルは棒状のものさえあれば室内でもできますし、ラウンド前や最中にもできますので、イメージ作りにぜひやってみてください。

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