【タイ編】「HONDA LPGA Thailand 2023」観戦ガイドをお届けします!

HONDA LPGA Thailand 2023が、2月23日から26日の4日間、タイのサイアム・カントリークラブ・オールドコースで開催されます。

3年ぶりの有観客試合に期待が高まっています。新型コロナウィルスの影響で、2020年は中止、21・22年は無観客試合で開催。21年は、地元タイ人のアリヤ・ジュタヌガーン(2018年世界ランク1位)が念願の優勝を飾りました、タイ人の観客がいればさぞ盛り上がったことでしょう。立ち会いたかったです。

この時期にタイを訪れるなら、是非海外ツアーを楽しんでいただきたく、今回は観戦ガイドをお届けします。

◆世界ランク上位選手・日本人選手を間近で見られる

本大会の最も嬉しいところは、選手のプレーを間近で見られることです。それも世界ランク上位選手がキャディと会話している内容を聞こえるぐらいの至近距離。ティグランドでは1mの距離まで近づいて来てくれることもあったり、移動中にすぐ脇を選手が通り過ぎて、ドキッとすることも。

そもそもギャラリー数が多くないのですが8割はタイ人なので、タイ人選手にギャラリーが集中します。そのため、日本人を含む外国人選手のギャラリーは比較的少なく、間近で見られます。お目当ての選手を追ってコース内を歩き回って見ていれば、どの選手であっても(世界ランク1位でもシブコでも)5m以内の距離で見る機会が必ずあります。

1月28日時点で、世界ランク1位のリディア・コ、2位のネリーコルダ(東京五輪金メダル)など、世界ランク30位までの選手はほぼ出場する予定です。日本人選手は畑岡奈紗、渋野日向子、古江彩佳、笹生優花の4名が参加予定。憧れのシブコとハイタッチできるチャンスです。

※出場選手は、変更になる場合があります。

◆入場料が日本に比べて安い

最終日でも650B(約2500円)。

◆予選がない4日間通しの大会!好きな選手を毎日見られる

本大会は、予選がない4日間通し競技です。足切りがないので、全選手が4日間出場します。4日とも3人で一組。最終日でも上位半分はoutスタート、下位半分はinから同時にスタートしていきます。例えば、選手が60人の場合、朝08:00に、outからは28・29・30位の選手が、inからは58・59・60位の選手が同時にスタートしていくというようなプレー方法です。お目当ての選手をスタートから追っかけたい場合は、スタート時間に注意してください。

◆タイ人選手のファンサービスがすごい

最終日の表彰式後にタイ人選手が記念撮影(ツーショット写真)やサインをしてくれます。2018年世界ランク1位のアリヤ・ジュタヌガーン選手さえ残ってくれて、みんなにサインをしてくれました。時間に余裕がある方はぜひ。

ただし、それはコロナ禍以前の話です。無観客が3年続いたのと感染防止対策で今年はファンとの交流がないかもしれません。

◆オススメ観戦スポット

●15番ティーグランド。このミドルホールでは例年レディスティを使用し、230〜270ヤードぐらいのワンオンチャレンジのホールとして、大いに盛り上がります。ティグランドからもグリーンが見えるので、ティグランドでの観戦がオススメ。ワンオンに成功して歓声をあげる選手や、失敗してクラブを投げる選手など、感情を顕にした姿を間近に楽しめます。

●1番・10番。スタートホールで、クラブハウスから最も近いティグランドなので常に混んでいますが、右前方は観客が少ないし選手を正面から見ることができるので穴場です。

●13番グリーン、14番ティグランド。クラブハウスから最も遠いため、ギャラリーが少ないです。最終日の最終組でも20〜30人ぐらいしかいないことも。

●3番グリーンと4番ティグランド。10番グリーンと11番ティグランド。グリーンとティグランドが隣接しているので、待ち時間なく交互に両方を楽しめて効率的。

●茶屋が近くにあるので、飲食やトイレの心配を心配することなく、長時間安心して観戦できます。2番グリーン、3番ティグランド、11番グリーン、12番ティグランド、14番グリーン、15番ティグランド。

●17番グリーン、グリーンの周囲が高くなっており、グリーンを見下ろして見られます。

●ドライビングレンジと9番グリーンは近くです。9番グリーンも周りが上り坂になっており、斜面に座ってゆっくり観戦を楽しみたい人に。飲食ゾーンやトイレも近いのでオススメ。

◆注意事項

●日差しがとても強いので、日よけ対策を万全に。日陰で観戦できるところは少なく、限られています。

●練習グリーンの近くに飲食ゾーンがあり、飲食には困りません。ビールも買えます。コース内の茶屋でも軽食やビールを買えます。

●コース内の喫煙は指定の場所以外は全て禁煙です。

●現状、コロナ対策による入場制限は発表されていません(ワクチン接種証明や陰性証明などは不要です)が、マスクの着用は義務付けられる可能性あるので持参されることをオススメします。

◆バンコクから開催地のパタヤへ

バスが便利。1時間に1〜3本ほど運行しており、所要時間120〜150分ほどで131B(約500円)。2×2列のシートで、日本の長距離バスと同じタイプです。エアコンがキツイので羽織るものは必要。トイレもあります。運行時間は定まっておらず04:30ごろから21:00ごろまで運行しています。

当日バスターミナルのチケット売り場でスマホ画面を見せて乗車券を発券して貰う必要があるので、出発15分前には行く必要があります。WEBで購入できるバスの便はすべての便が対象ではなく、一部の便に限られています。

街の中心部にありBTSという高架鉄道のエカマイ駅前で利用しやすいです。スワンナプーム空港や他のバスターミナルからもバスは利用できますが、本数が少ないのでエカマイバスターミナルがオススメです。

そこから、会場までは車で20分ほど、grabタクシーで300〜400B(約1200〜1500円)ほどです。

会場からパタヤ市内(バスターミナル)へ戻るgrabはなかなか見つからない恐れがあるので、乗ってきた運転手に帰りも迎えに来てくれるようにお願いしておくと良いと思います。

◆バンコクへの帰り

パタヤのバスターミナルのチケット窓口では、時間指定の購入ができません。例えば朝8時にパタヤについて、帰りの夜20時のバスのチケットを事前に買っておくということができません。チケット窓口では直近の便のチケットしか販売しておらず、満員になったら次の便のチケットを販売するといった販売方法です。最終便が満員で乗れないとバンコクに戻れないので、余裕を持ってバスターミナルに行きましょう。バンコクのエカマイバスターミナルが終点です、途中下車する人がいますが心配なく最後まで乗っていてください。

バンコクのエカマイバスターミナルは、深夜でも早朝でも容易にタクシーが捕まります。

次回もお楽しみに!

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