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渡邉彩香が「一生引っかけないパターが欲しい!」と心で叫びながらも、ゴルフを楽しんでいると報告

決してくじけない渡邉彩香(撮影:佐々木啓)

渡邉彩香のインスタグラムの投稿は、「明治安田生命レディスヨコハマタイヤゴルフトーナメント Tポイント×ENEOSゴルフトーナメント 応援ありがとうございました」と始まった。

そして、「高知ではパターの引っ掛けるミスに苦しみ 一生引っ掛けないパターが欲しい! とグッチさんに言い」と、予選落ちを喫した明治安田生命レディスではパターの引っかけに悩み、キャディの川口氏に愚痴ったことを明かした渡邉。
 
続けて、「鹿児島では少し打ちにくいホールで毎日同じミスをすることに、ビビってる!! と自分に怒り、相変わらず毎週激しく戦っております。笑」とTポイント×ENEOSゴルフトーナメントでは21位タイに終わり、ビビりからくるショットのミスを嘆いた。
 
だが、「30歳を目前にして まだまだゴルフを楽しめることに嬉しさも感じます!!」と、終着駅のないゴルフの難しさを楽しんでいることも綴っていた。
 
思うに任せないゴルフの難しさ。それは高レベルで戦っているプロツアーの世界では、アマチュアの比ではない。挑んでも挑んでもイメージに近づかないもどかしさは、ボディブローのようにジワジワとメンタルをむしばんでゆく。そんな状況にも、渡邉は嬉しさを感じているという。
 
2015年樋口久子Pontaレディスで3勝目を挙げた後、少しずつ調子を崩し、19年は賞金ランキング115位まで落ち込んだ。そこから20年アース・モンダミンカップで復活優勝を遂げるまで、苦難の道を歩んできたからこその確信なのだ。
 
「先週は久しぶりに真美子と練ランして いろいろ話もできたので楽しかったです! また今週からも自分に向き合って頑張ります!」と投稿を締めた渡邉。

同じ1993年生まれでプロテスト合格も同期の比嘉真美子との会話に、自分自身を見つめ直すヒントを見つけたのかもしれない。へこたれない前向きの気持ちを持ち続ける渡邉のこれからのゴルフに注目だ。ツアー6勝目に期待したい。

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