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「きょう打ったほうが…」 中島啓太はバーディパットを残して日没サスぺ、その意図は?

中島啓太はサスペンデッドでホールアウトできず(写真は大会初日)(撮影:Getty Images)

<ジェネシス招待 2日目◇17日◇リビエラCC(米カリフォルニア州)◇7322ヤード・パー71>

日没サスペンデッドとなった2日目。中島啓太は4ホールを残してプレーを終えた。14番まで消化して1イーグル・1バーディ・3ボギー、トータル3オーバーはカットラインに2打及ばない状況となっている。

全体最終組としてスタートした中島。出だし1番はツアーでも飛距離が短いパー5で、残り178ヤードの2打目をピン奥7メートルに乗せるとこれを決めた。だが4、9番のボギーで“貯金”を使い果たしての折り返し。「改善されている部分はあると思うけど、ショートパットを外したりとかがまだある」と伸ばし切ることはできなかった。

15番ホールで日没順延を告げるホーンが鳴った後、中島はすぐにコースから引き上げずに2打目を放った。その意図について、「あしたの朝はグリーンがきれいになってしまうので、大きく跳ねるかなと思った。きょう打った方が柔らかいかなと思った。左足下がりだったけど、止まってくれるかなと」。どうしたらスコアに、あすにつながるか。最後の最後まで気を抜かずに計算。14メートルのバーディパットにつけたところで、2日目のプレーを終えた。

カットラインまであと2つ。「18番も風がアゲンストじゃなければ長い番手は残らない」と、残り4ホールでのスコアメイクをイメージしていく。今年米ツアーはこれが3戦目。「もちろん予選通過を目指したいし、いいショットを打っていいパットを決められるよう、あしたに備えたい」。2戦ぶりの週末進出を見据える。

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