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犬猿の仲だったB・ケプカとB・デシャンボーが、LIVゴルフで仲直り!?

ケプカ(左)とデシャンボー(撮影:GettyImages)

<LIVゴルフatマヤコバ 2日目◇25日◇エル・カマレオンGC(メキシコ)◇7062ヤード・パー71>
 
2023年シーズンが始まったLIVゴルフで、揃ってプレーするブルックス・ケプカとブライソン・デシャンボー(ともに米国)。犬猿の仲だったはずの二人に大きな異変が起きている。

LIVゴルフ初戦のマヤコバが開幕する前日、インスタグラムで行われたQ&Aに答えたケプカはデシャンボーについて問われると、「信じられないんだが、僕らは仲直りした」と驚きの発言をした。「僕たちは大丈夫だ。実際、僕はブライソンとかなり頻繁にしゃべっている。なぜならここはLIVで、毎日いろんなことが起きているからね。だから気持ちもオープンになって、僕たちは理解しあう道を見つけた」とケプカが明かした。
 
二人の間に溝ができたのは19年1月、DPワールドツアー(欧州ツアー)の「ドバイ・デザート・クラシック」の大会中にケプカがデシャンボーを「スロープレーだ」と非難したこと。それから二人は非難の応酬を繰り返した。
 
もっともヒートアップしたのは21年の「全米プロ」、TVインタビューを受けていたケプカの後ろをデシャンボーが通り過ぎると、ケプカはあからさまに嫌な顔を見せた。その後、デシャンボーはファンから「ブルッキー!」と野次られることに、最終的にはPGAツアーのジェイ・モナハン会長が仲裁に入る事態となった。
 
同年9月の「ライダーカップ」では、ともに米国チームとして戦い、ハグするシーンも。さらに2カ月後の11月には、ラスベガスで行われたTVイベント、“ザ・マッチ”で二人は直接対決し、ケプカが勝利した。
 
22年シーズンからLIVゴルフでのプレーを開始したケプカとデシャンボーは、昨年10月には二人揃って会見するなど接触の機会が増えていた。(文・武川玲子=米国在住)

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