クラブプロの星、マイケル・ブロックは健闘も予選落ち「ヘトヘトだ…」

＜チャールズ・シュワブチャレンジ　2日目◇26日◇コロニアルCC（米テキサス州）◇7209ヤード・パー70＞

クラブプロのマイケル・ブロック（米国）は2日目に2バーディ・2ボギー・2ダブルボギーの「74」と健闘したが、初日の「81」が響きトータル15オーバー。出場選手120名中最下位で予選落ちとなった。

「本当にもうヘトヘト。言葉を出すこともできない…」とホールアウト後は疲労困憊（こんぱい）といった様子だった。

前週の「全米プロ」で15位に入ったことで、一躍スポットライトを浴びた。急きょ今大会への推薦出場が決まり、2週連続で米ツアーに挑んだ。しかし「思ったようなプレーは何もできなかった」と今週はミラクルラウンドとならず、終焉となった。

それでも、コロニアルCCでもブロックは大人気だった。オークヒルCCで大活躍をしたクラブプロを一目見ようと、たくさんのファンが46歳を取り囲んだ。

「このフォートワースの人々が僕のことを応援してくれるか心配だったけど、すばらしい声援をもらった。本当に心から感謝したい。夢のような2週間だった」と話し、テキサスの地を後にした。（文・武川玲子=米国在住）