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「結果がすべて」西村優菜は無念の予選落ち カットラインの攻防に1打届かず

西村優菜は無念の予選落ち。クラッチパットを決められずに肩を落とした(撮影:ALBA)

<CPKC女子オープン 2日目◇25日◇ショーネシーG&CC(カナダ)◇6685ヤード・パー72>

最終ホールのパーパットが外れた瞬間、西村優菜の予選ラウンド敗退が決まった。決勝進出に1打足りずにコースをあとにすることとなり、「結果がすべて」と悔しさをにじませた。

予選突破を目指した2日目は2番、3番で連続ボギーを喫する苦しいスタート。気持ち悪さを感じているティショットを修正すべく臨んだ勝負の一日だったが、苦い滑り出しとなった。4番ではペナルティエリアに打ち込むも、なんとか3打目をピンそばに寄せてパーセーブ。6番でバーディを先行させたが、7番パー5ではミスが続き痛恨ボギー。その後は予選カットラインとの戦いが続いた。

8番から17番までパーを重ね、トータル4オーバーで迎えた18番パー4。パーフィニッシュならば予選クリアというところで、フェアウェイからの2打目を右手前バンカーに入れると、3打目を寄せきれず4メートルの微妙な距離を残した。最後はこのパットが右に切れボギー。わずかの差で週末行きを逃して涙をのんだ。

「とにかく1打でも良くというのは考えてやっていました」と自分との戦いに必死に耐え抜いたが、最後までボールがカップに沈まなかった。16番では2メートルにつけるもこれも決まらず。この数週間のあいだ暴れていたショットに光は見いだしたが、思うような結果を得られずに終わってしまった。

10月以降のアジアシリーズ出場には、次週からの2連戦で少しでもポイントランキングを上げる必要がある。米ツアールーキーイヤーは、まだ試練の時が続く。

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