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【必読】ビジネスパーソンが接待ゴルフを成功させるためのマナーと気配りのポイント

3.接待ゴルフで成功するためのポイント

接待ゴルフでは、「この人とまた一緒に回りたい」と思わせるような気配りがカギです。相手に楽しんでもらうことを最優先に、次のポイントを意識しましょう。

【1】マナーやエチケットを守る
【2】接待ゴルフでは自然なプレーを楽しもう
【3】服装はシンプルで好感の持てるものに
【4】相手に好印象を与えるちょっとした工夫

初心者や未経験者にとって、接待ゴルフはプレッシャーに感じるかもしれません。理想は100~110程度のスコアで回る腕前ですが、始めたばかりで誘われることもありえます。その場合は、最低限のルールや手順をあらかじめ覚えておき、スムーズにプレーできるよう準備しましょう。

接待ゴルフにあたり、自分のゴルフの腕前を心配している人は、関連記事より「ゴルフボールに当たればコースデビューできる! 初心者が最短でコースに出るためのクラブの当て方入門」を、またゴルフの基本ルールについては、関連記事より「ゴルフは11のルールを覚えておけば大丈夫! 初心者に分かりづらいルールをQ&Aで解説」を参考にしてください。

【1】マナーやエチケットを守る

先に述べた通り、接待ゴルフの目的はコミュニケーションです。そのため、マナーやエチケットをスマートに守ることが重要になります。半日近くを一緒に過ごす中で、相手から見られるのは、やはり自分の人となりなのです。

相手の信頼を得るためにも、以下のようなマナーやエチケットを特に意識しましょう。どれも重要なマナーやエチケットばかりなので、ラウンド中は、集中を切らさずに実行してください。

・他のプレーヤーが打つときに話さない
・他のプレーヤーのボールの行方をしっかり確認し、自ら率先してボールを探す
・「ナイスショット!」などの声掛けは適切なタイミングで行う
・自身のスロープレーに気をつける
・グリーンでは芝を保護するために走らない、同伴者のラインを踏まない

初心者向けのゴルフマナーについては、関連記事より「【初心者必見】最低限守りたいゴルフマナーを状況別に徹底解説」を、また気の利いたゴルフの掛け声については、関連記事より「腕は三流?でも掛け声は一流でいこう! 【出世にも役立つ】カッコいいゴルフの掛け声用語集」を参考にしてください。

【2】自然な雰囲気で、相手ファーストを心がけよう

ラウンド中は、わざとミスしたり、過剰に相手を褒めたりせず、自分自身も自然体でプレーを楽しむことが大切です。過度な忖度は相手にも伝わり、逆に心証を悪くする可能性があります。

カートの運転は招待側が行うのが一般的ですが、相手の意向に合わせましょう。座る位置にも注意が必要で、目上の方には広く使いやすい助手席か、キャディバッグに近い後部座席をおすすめします。

仕事の話は相手が話題にした場合のみ対応し、基本的には避けましょう。ゴルフや趣味、家族やペットなどプライベートな話題を取り上げて、心理的な距離を縮めることを目指します。事前に相手の好みや関心をリサーチしておくと、話題の準備がスムーズです。

【3】服装はシンプルで好感の持てるものに

接待ゴルフはビジネスの延長と考え、ゴルフ場のドレスコードは必ず守り、派手すぎず、清潔感のある服装を心がけましょう。

ファッションセンスをアピールしたい相手であれば別かもしれませんが、基本的には短パンや派手な柄の服装は、避けておくほうが無難です。

【4】相手に好印象を与えるちょっとした工夫

天候に合わせてカイロや氷のう、軽食などを持参し、同伴者に分けると喜ばれます。また、距離計などラウンドで役に立つアイテムをさっと出せば感謝されるでしょう。

こうしたちょっとした心遣いが会話のきっかけになり、和やかな雰囲気のラウンドにつながります。

4.接待ゴルフの費用は経費になる?

接待ゴルフの費用は、取引先が事業に関連している場合に限り、経費として計上できます。そのため、プレー費用、交通費、ゴルフ場での飲食代などは、会社負担になることが一般的です。ただし経費対象は会社によって異なるため、事前に確認しておくと安心です。

また、領収書や参加者リストなど、事業として行った証拠となる書類は必ず保管しておきましょう。

仕分けの処理などについては、関連記事より「ゴルフ場利用税はなぜ払う?どう決まる?仕訳の処理も解説」を参考にしてください。

5.まとめ

接待ゴルフで成功するためには、本記事で繰り返し述べてきたように、ゴルフの技術だけでなく、マナーや気配り(あなたの人柄)が非常に重要です。

ビジネスの話はほどほどに止めるのをおすすめします。まずはゴルフを一緒に楽しみ、趣味などのプライベートな話題で心理的な距離を縮めることを意識しましょう。その結果として、ビジネスの場での円滑な関係につなげられればラッキー、くらいの心構えでいるからこそ、接待ゴルフはかえって成功するのかもしれません。

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