フジクラが「マスターズ」使用率1位。マキロイと同じ『ベンタスTRブルー』使用者が急増!
フジクラから「マスターズ」に関するダレルサーベイ社調べのツアーレポートが届いた。
「今年のメジャー第一戦であるマスターズの使用状況ですが、1Wシャフト使用率が88名中34名で使用率39.1%の1位を獲得しました。モデル別の使用状況では『ベンタスTRブルー』が8名の使用率1位タイと急激に増えており、『ベンタスTRブラック』が2名、『ベンタスTRレッド』が1名です。なお、『ベンタスブラック』は8名で、『ベンタスブルー』が4名、『ベンタスレッド』は2名となっており、ベンタスシリーズ全体で27名の使用となっております」(同社広報)
⇒⇒距離が伸びたオーガスタ。短尺1Wにしたマキロイがそれでも有利な理由
既報の通り、現在のドライビングディスタンス1位のローリー・マキロイが移行した『ベンタスTRブルー』が「急激に増えている」とのことだが、一体誰のことなのか。確認すると、テーラーメイド契約のトミー・フリートウッド(6X)、そして契約フリーのアダム・スコット(7X)という強者たちが今大会から『ベンタスTRブルー』に移行したことが確認できる。
2人ともヘッドはテーラーメイド『ステルス2プラス』で、ここもマキロイと同じ。現在平均飛距離1位の豪打が影響したのか、同じヘッドを使う強者たちも『ベンタスTRブルー』が気になったのだろうか。
また、元々使用のアレックス・ノレン(6X)の他に、パトリック・リード(6X)、ルイ・ウーストハウゼン(6X)も『ベンタスTRブルー』へ移行しており、いきなり「急激に増える」のはやはりマキロイの飛ばしっぷりと関連がありそうだ。
通常、大事なメジャー大会では使い慣れたギアの変更は避けるもの。しかも、ドライバーシャフトという、スイングのタイミングに関わる重要ギアでも「替えたくなる理由があった」ことには注目が必要で、今後の大会でも同様の動きが加速するかもしれない。
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