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「これは盛り上がるぞ」憧れのタイガーと同組ラウンド ビクトル・ホブランが首位T発進

派手なウェアでひときわ目立ったビクトル・ホブラン(撮影:GettyImages)

<マスターズ 初日◇6日◇オーガスタ・ナショナルGC(米ジョージア州)◇7545ヤード・パー72>

ブルックス・ケプカ(米国)、ジョン・ラーム(スペイン)と並び、7アンダー・首位発進を決めたビクトル・ホブラン(ノルウェー)。1イーグル・5バーディという会心のラウンドだった。

「きょうはとても楽しかった。2番でイーグルを獲って、いいスタートが切れた。フロントナインでいいショットが続いて、パットも決まって、気がついたら(11番終了時点で)6アンダーだった」と白い歯をこぼした。

この日ホブランは、タイガー・ウッズ、ザンダー・シャウフェレ(ともに米国)とのラウンドだった。

「タイガーと回れることを聞いたとき、『うわー、これは盛り上がるぞ』って思った。心臓がバクバクして心拍数が上がったけど、それをどうにか抑えて自分を落ち着かせたんだ。そして、『これはエキサイティングなことになる。トーナメントで勝ちたいなら、タイガーとの対戦を怖がってはいけない』と思った」と、ホブラン。

その興奮がいい緊張感を生み、首位タイという結果に結びついた。それは「自分のスキルを信頼しているから。たとえ調子が悪くても、すべてが悪い方に向かうことはない」というホブランの確信があったからこそだ。

だが、ときにはギャンブルのようなショットも見せた。そのことについては「ギャンブルが好きなのかもしれないね。マスターズではショットが成功するかどうか、しっかり見極めるべきかもしれない。でも勝つためには、どこかでギャンブルも必要。きょうは、そういうショットをたくさん成功させることができたよ」と笑顔で話した。

あす以降、天候が崩れるという予報もあるが、ノルウェーのエースはどこまでスコアを伸ばすのか。楽しみだ。

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