• HOME
  • 記事
  • ゴルフ
  • 米国男子ツアーのペア戦を制したデービス・ライリーが写真を見ながら自身のゴルフライフを振り返る

米国男子ツアーのペア戦を制したデービス・ライリーが写真を見ながら自身のゴルフライフを振り返る

「チューリッヒ・クラシック・オブ・ニューオリンズ」を制したニック・ハーディ(左)とデービス・ライリー(右)(撮影:GettyImages)

ニック・ハーディとデービス・ライリー(ともに米国)のツアー未勝利ペアの初優勝で幕を閉じた米国男子ツアー唯一のペア戦「チューリッヒ・クラシック・オブ・ニューオリンズ」。米国男子ツアー公式インスタグラムでは、ライリーが自身の写真を見ながら思い出を語る動画が公開された。

ライリーはミシシッピ州出身の26歳。昨シーズンから米国男子ツアーに本格参戦。ルーキーイヤーの昨年は6度のトップ10入賞を果たし、フェデックスカップランキング36位でのフィニッシュ。今シーズンはなかなか上位争いできていない中、ジュニアの頃から切磋琢磨してきた親友であるハーディと悲願の初優勝を遂げたのだった。

そんなライリーがレポーターに手渡された写真を見ながら自身のゴルフライフを懐古する今回の動画は、クラブを持つ幼いライリーのソロショットから始まる。

「すぐそこのホームコースでの写真だね」 「こうやってコースを見るのは楽しいね。ここに背の高い草が見えるから、9番のフェアウェイだと思うよ」と、20年程前の写真に写る場所について話すライリー。同じ日に撮られたであろう父親との2ショット写真を渡されると「そんなに悪くないように見えるし、バケットハットをもう一度試してみようかな」と、冗談交じりに語った。ちなみにバケットハットとは、つばの短いバケツを逆さにしたようなフォルムのハットのこと。

他にも、クロックスを履いてトロフィーを持つ写真には「シーウェルコーチはこれを見たらひっくり返るから見ないほうがいいね。ミシシッピ大学カラーのクロックスだもの」と冗談を挟んだり、チームで優勝したときの写真には「あまり喜んでいなくて盗人みたいな顔だね」 「みんなが180センチくらいあるのに、僕だけ160センチくらいしかないや」と話したりと、ライリーは楽しそうに懐古している。

最後の写真は、ミシシッピ州の旗の横に立つライリー。本人が「パインハーストだ」と話していることから、ジュニアゴルフメジャー大会の一つ「キッズ世界選手権」での一枚と推測される。「このときは、代表としてフラッグの隣に立つことが夢だったんだ」 「今では常に立つことができているよ。 本当に非現実的で、本当に最高なことさ。 『夢は叶うんだ』」と前向きなメッセージで締め括った。夢を叶えた人だからこそ伝えられるメッセージに勇気がもらえる。

今回の優勝で2025年までのシード権を得たライリー。これからのツアーでの活躍に期待したい。

関連記事