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申ジエ 最終R前にパターを3グラム鉛調整「重くて力が入っていた」【勝者のギア】

魂は細部に宿る。ビッグトーナメントを制した申ジエのクラブセッティング(撮影:鈴木祥、ALBA)

<アース・モンダミンカップ 最終日◇25日◇カメリアヒルズカントリークラブ(千葉県)◇6650 ヤード・パー72>

賞金総額3億円のビッグトーナメント「アース・モンダミンカップ」の最終日、トータル13アンダーで首位に並んだ申ジエ(韓国)、岩井明愛がプレーオフ(18番パー5)に突入。1ホール目でバーディを奪ったジエが今季2勝目、ツアー通算28勝目(ツアーメンバー登録前の勝利除く)で優勝賞金5400万円を獲得し、永久シードまでのカウントを“あと2勝”とした。

飛距離の出る岩井を相手に18番(パー5)のプレーオフは不利かに見えたが、冷静にフェアウェイを繋ぎ、迎えた残り85ヤードからの3打目に持ち前の集中力を発揮。正規の18番の同伴者を参考に、ピン奥2メートルに着弾したウェッジショットはカップをかすめて1メートルにつけてバーディを獲得。岩井のカップを狙った4打目のアプローチを称える余裕も見せた鮮やかな勝利だった。

「74」を叩いた3日目を終えたときに、珍しく「自分に怒った」というジエ。30パットに終わったパッティングを改善すべく、最終日に向けてパターのバランス調整を施していた。鉛を貼り替えて3gヘッドを軽めにする変更だった。

「(活躍したクラブは?)どの番手も良かったので一つ挙げるのは難しいですが、今日はパターが活躍してくれました。バンテリンのときから(トライビーム#1を)使っています。ソールに10gの鉛を貼って使っていたのですが、3日目を終わったときに鉛を3gに貼り替えました。重くて力が入っていると思って軽くしました。1~2gでもバランスがすごく変わります」(申ジエ)

狙い通り、最終日は「26」にパット改善を果たしたが、元々グリップエンドにはカウンターバランス目的のウェイト8gも装着されている。また、3月の開幕戦での優勝時とは、パター以外にも変更があった。ユーティリティ2本は長年キャロウェイ『GBBエピックスター』だったが、FWと同じテーラーメイドの『ステルス2レスキュー』に替わっていた。契約フリーの強者のクラブは、そのモデル選びだけでなく、細部にも神経が行き届いている。

【申ジエの優勝クラブセッティング】
1W:キャロウェイ パラダイム◆◆◆(9.0°スピーダー569 EVO4-S)
3、5W:テーラーメイド ステルスプラス(15,19°スピーダーNX50-S)
4、5U:テーラーメイド ステルス2レスキュー(22,25°MCH60-S)
6I〜PW:キャロウェイ APEX TCB(TOUR AD AD-65 TypeII S)
50、54、60°:キャロウェイ JAWS(N.S.PRO 850GH S)
PT:オデッセイ TRI-BEAM #1CS
BALL:タイトリスト PRO V1

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